編集後記 2013年3月号

神主の家系というと保守派という感じもしますが、神野直彦さんは宇沢弘文先生の薫陶を得ただけあってアンチ・フリードマン的な優しい学者です。浦和のお宅は井戸も大事、樹木を切ることもままならずで、ご近所には虫の発生など肩身が狭いとか。網膜など目の調子が良くない中、激務、著作などがんばっておられます。
秋田中学(現秋田高校)といえば東洋経済を創設して後に民政党(今の自民党です)総裁になった町田忠治の母校ですが、佐々木毅さんはその後輩。その縁で東洋経済から著作を期待したいところですが、経済倶楽部のほうはいつも正月早々、二つ返事でお受けいただいています。
一橋大学の商学部は多士済々ですが、その代表的教授の一人が伊藤邦雄さんです。中村忠・一橋大学名誉教授(故人)の弟子でもともとは会計学専攻。企業を見る目と経営者を見る目を両立させつつ、経営学者として学問領域と活躍の場をぐんぐんと広げておられます。
40代半ばのエコノミストといえば中堅どころでしょうが、熊谷亮丸さんは童顔風の感じから若く見られることがしばしばのようでもあり。最近はテレビ出演も多く、講演、執筆と多忙を極めています。マクロ経済に加え個別企業のこともよくご存じで雑誌「財界」の経営者賞選考委員も引き受けることに。
次号は塩田潮氏(政権交代後の政治)、金慶珠氏(韓国新政権と日韓関係)、今井澂氏(シェールガス革命)、丹羽宇一郎氏(中国の今後と日本)です。