編集後記 2013年1月号

経済倶楽部の中国問題講師には共通点があります。みな中国は好きなのに、中国が直面する諸問題にはまことに手厳しい。高原明生さんも同様ですが、尖閣をめぐる主張には説得力があります。父上は伊藤忠でエネルギー本部長などとして活躍された友生さん。そろそろ単著が待たれます。
知事から閣僚という政治体験は極めて貴重ですが、増田寛也さんは政治家に戻らず審議会などの委員で大活躍しています。「選挙はもうこりごり」だそうですが、いずれ政界でもまた活躍してほしいもの。180センチを超える巨躯で趣味もサイクリング、スキー、乗馬など体育会系がそろっています。
小坂文乃さんの上品な名刺には、孫文と梅屋庄吉研究センター顧問、中国宋慶齢基金会理事、桜美林大学北東アジア研究所客員研究員、上海同済大学亜洲太平洋研究センター顧問研究員など(まだありますが)多くの肩書が並んでいます。日中友好の架け橋としての活躍はまだまだこれからでしょう。
新聞社、シンクタンク、大学といろんな職場で仕事をしてきた福島清彦さんですが、大学で若者を指導するのがいちばん性に合っていたのかもしれません。ライフワークの欧州には今でもしばしば出かけていますが、現地の集まりに日本人が少なくなっているのがご不満のようで。
次号は福山隆氏(朝鮮半島の地政学と金正恩体制の行方)、浪川攻氏(安定期遠い内外金融セクター)、森田実氏(総選挙後の政局を見通す)です。