編集後記 2011年8月号

 洗練されたファッションセンスで、講演会当日は今回はどんなだろうかと、講演内容に劣らぬ興味を抱かされる浜矩子さん。華奢な体で話の内容は明快かつ辛辣と、個性溢れる講師の一人。著書の出版スピードも今年は一段とギアが上がった感じで、三菱総研時代の上司、高橋乗宣氏との共著も。いろいろなブログで活発に賛否取り上げられるのも論争が身上の浜さんらしいところです。

 小林和男さんからはNHKラジオで朝8時過ぎから〇〇についてしゃべりますというメールがしょっちゅう届きますが、名前の脇にはたくさんの職務の名前が。選考で最近忙しかったのが「日本エッセイスト・クラブ賞審査委員」。「サイトウ・キネン財団評議員」のほうも音楽フェスティバルが目下、松本で真っ最中です。エッセイと音楽、小林さんからは切り離せません。

 内閣官房参与になってから松本健一さんの身辺はにわかに慌ただしくなりました。官邸には呼び出しがあったときだけ顔を出せばいいそうですが、それでも結構多忙なようです。気心知れた仙石由人氏が副長官とはいえ松本さんの知見がスムーズに官邸で活かされるというわけにはいかない政局が続きます。しかし新聞、雑誌、書籍と執筆ペースは相変わらず驚異的です。

 今月号とお知らせした菅野典雄氏(飯舘村から)はちょっとした手違いがあり次号掲載とさせていただきます。次号はそのほか中島隆信氏(大相撲改革)、増田寛也氏(大震災復興)、星浩氏(政治はどこへ)です。