編集後記2017年11月号

【編集後記】 「岩盤規制にドリルで穴を開ける」と国際会議で大見得を切った安倍首相ですが、その突破口として掲げた経済特区で実現したのはお友達の学校新設でした。今、日本経済に必要なのは、新たな成長機会を生み出す規制改革です。そのメスがはいらなくてはならないのは、いまだ国家管理が続く、農林水産省、国土交通省、文部科学省の既得権益保護行政です。5年間も金融と財政によりかかりつづけ、構造の変革は口だけだった安倍政権は、日本の長期停滞を深刻化させ、変革を進めることができなかったことをこそ、自ら総括すべきでしょう。
次号は、曽我豪氏「政治の怖さ、面白さ」、三浦瑠麗氏「北朝鮮核危機と日本」、山下一仁氏「柳田・石橋の農政論と農業改革」、河野龍太郎氏「完全雇用なのになぜ追加財政、金融緩和を続けるのか」を掲載予定です。