編集後記 2018年10月号

【編集後記】 ここへ来て、水泳、陸上、バドミントン、テニスと、若い日本選手の活躍が目立っています。まさに2020年の東京に向けてスポーツ界は盛り上がりを見せています、と言いたいところですが、こうした選手たちの活躍を支えなければならない競技団体の不祥事が次々に明るみに出てきました。ボクシング、レスリング、体操など、パワハラ、セクハラ、公金の流用など、長年の不透明な組織運営とボス支配による組織の私物化の実態は、まさに目に余るものがあります。主役である選手が自らの環境を選択する自由が認められ、候補選手の公平な選出が担保されなければ、五輪を主宰する資格が果たしてあるのでしょうか。
次号は、豊島逸夫氏「日銀からトルコまで、市場が発する異音」、平田直氏「新しい『南海トラフ巨大地震』の評価と地震への備え」、翁邦雄氏「日本経済の現状と課題」、曽我豪氏「平成政治史を総括する」を掲載予定です。