編集後記 2019年1月号

【編集後記】 日本のキャッシュレス社会を切り開くものになるのではないかとの期待もあったペイペイですが、セキュリティコードの入力が無制限に繰り返せるところから、不正利用が横行し、結果的にキャッシュレス社会の危うさを浮き彫りにする結果になってしまいました。担当者の稚拙な言い訳から浮かび上がる危機意識の欠如はあきれ果てるしかありません。しかし、リスクを熟知していたはずのクレジット会社が、この新参者のシステムの欠陥をまるで見抜けなかったことにも驚かされます。この点に触れているメディアを目にしなかったことも残念でなりません。 次号は、大櫛陽一氏「高血圧症の罠」、嶋中雄二氏「2019年日本経済の展望」、寺島実郎氏「2019年への視座――世界経済の構造変化の中での日本」を掲載予定です。