編集後記 2019年2月号

【編集後記】 世界中で吹き荒れている「反知性主義」の嵐は、これまで当然と考えられてきた常識をいとも簡単に吹き飛ばしてしまいます。これを社会の変化から取り残された無知蒙昧の輩たちの反乱とのみ受け取るのは誤りでしょう。何よりも知の劣化と怠慢がこうした流れを引き寄せたのです。社会の変化に対応した新たな規範の創出こそが知に課せられた役割です。 次号は、藤原帰一氏「2019年の世界――脱グローバル化の時代」、岩井克人氏「ビットコインの将来と資本主義の将来」、程子学氏「中国のハイテク産業・イノベーション教育と日中連携の課題」を掲載予定です。