戦後の日本は驚異的な復興と経済発展を成し遂げる一方で、その経済力を背景にアジアを中心とする経済支援を続けてきました。日本経済の成長がアジアの発展を牽引するだけでなく、アジア市場の拡大は日本経済の基盤を押し広げる効果をもたらしてきたのです。その流れは東南アジアの新興国であるベトナム、カンボジア、ミャンマー、ラオスなどやアフリカに向けて今も続いています。しかし、近年の経済成長の停滞や政府債務の増大を背景に、国民の間に援助や国際貢献を疑問視する内向きの空気が醸成されつつあることも否定できません。しかし、日本の発展が世界経済との緊密な結びつきによるものである事実は、いまも全く変わっていないのです。本日は東京大学教授で、国際協力機構理事長も務められた田中明彦氏に国際協力の現状と今後を語っていただきます。

*中部経済倶楽部 年内の講演会は12日(月)午後3時からの吉崎達彦・双日総研チーフエコノミスト(同:東京第一ホテル錦)で終了です。講演後に冬季懇親パーティーを開催します。ご都合のつく方はご参加ください。年明けは1月11日(金)のノンフィクション作家、評論家の塩田潮氏(会場:名古屋栄東急REIホテル)からになります。

*映画鑑賞会 9日(金)はグレゴリー・ペック主演の『キリマンジェロの雪』です。ご講演終了後の14時40分開始です。上映時間114分。