超金融緩和から引き締めの方向に舵を切ったアメリカに続いて、EUも量的緩和政策から転換する動きが見え始めています。それに対して日本では日銀がマイナス金利政策の導入後の副作用に対して、長期金利を目標水準にコントロールすることによって対処し、超金融緩和政策そのものは堅持されています。長期にわたる超低金利と量的緩和政策の継続によって、金融市場の機能不全が懸念される中で、果たして副作用はどのように市場を蝕んでいるのか。そして一向に見えてこない出口をどのような経路で見出していくのか。本日は日本の金融市場の近未来を、お馴染みの加藤さんに読み解いて頂きます。

*中部経済倶楽部 4月は20日(木)が渡部恒雄・笹川平和財団特任研究員(会場:名古屋国際ホテル)を予定しています。5月は16日(火)が「コリア・レポート」編集長の辺真一氏(同:東京第一ホテル錦)、22日(月)が武者リサーチ代表の武者陵司氏(同:名古屋栄東急REIホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 4月からは西部劇名画特集です。14日はゲーリー・クーパー主演の『平原児』。開始は14時40分。上映時間は113分です。