高い支持率を背景に安倍一強体制が続いています。過去の苦い経験が政治の安定を望む国民の意識に反映されているのでしょう。EUや米国の政治的混乱、そしてお隣の韓国の大統領罷免など世界を覆う不安定がこうした意識をより強いものにしているのかもしれません。しかし、最近の強引な国会運営や相次ぐ閣僚の失言には、長期政権化による慢心と気の緩みがうかがえます。とりあえず大きな危機は生じていなくとも、日本の社会と経済は将来に大きな課題を先送りしたまま、足元の安寧に惰眠をむさぼっている状況に過ぎません。将来のために痛みをともなう変化を国民に呼びかけるのではなく、あらゆる既得権を温存することで政治的安定を担保している現在の政治のありようは、将来のより大きな混乱の温床になることを覚悟しなければならないでしょう。本日は次代の政治を担うべき政治家のおひとりである河野太郎さんに日本政治の現状と展望を語っていただきます。

*先にお知らせしました今年度前半の事業所見学会開催日とご昼食場所が変更になりました。新しい開催日とご昼食場所は以下の通りです。よろしくお願いします。

  開催日:6月21日(水)

ご昼食:懐石「あた宕」(野田市野田721    Tel 04-7126-6711)

 

*中部経済倶楽部 5月は16日(火)が「コリア・レポート」編集長の辺真一氏(同:東京第一ホテル錦)、22日(月)が武者リサーチ代表の武者陵司氏(同:名古屋栄東急REIホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 4月からは西部劇名画特集です。21日はジョン・ウェイン主演の『赤い河』。開始は14時40分。上映時間は133分です。