事務局便り 2018.4.13

財務省における公文書の改ざんや防衛相の日報隠しなど安倍政権はこれまでの国会答弁の信頼性が大きく揺らぐことで政権運営が極めて困難になりつつあります。看板政策である「働きかた改革」においても、根拠となるデータの杜撰さが明るみに出るなど、成立に暗雲が漂っています。安倍一強体制の長期化が、行政を司る政治と実行部隊である官僚との関係に不正常でゆがんだ関係をもたらしていると言えるのではないでしょうか。さて、そんな中で日本経済は緩やかな成長を続けていますが、長引く超金融緩和の副作用や、財政再建の先送りなど、懸念材料も少なくありません。安倍政権の弱体化は構造改革を一層困難にするでしょう。人手不足の深刻化による人件費の上昇が企業の改革意識を刺激し、個人所得の増加が消費意欲を高めて景気のさらなる上昇につながるのかどうか。本日はお馴染みの伊藤先生の分析をお聞きします。

*『石橋湛山研究』を進呈 この度、立正大学石橋湛山研究センター(センター長は増田弘氏)より研究紀要『石橋湛山研究』が創刊されました。ご興味のある方に進呈致します。部数に限りがありますが、まだ残部がありますので、ご連絡は事務局まで。

中部経済倶楽部 4月の定例講演会は25日(水)が中岡望・東洋英和女学院大学客員教授の「米国政治の現状と展望」です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 4月からしばらくは「小津安二郎」特集です。13日は「東京物語」です。主演は笠智衆、東山千栄子、原節子  上映時間は135分。午後2時40分頃の開始を予定しています。