事務局便り  2019.1.25

米中貿易戦争は現在一時休戦状態ですが、円満解決の見通しは立っていません。米トランプ政権による中国への非難は、当初の貿易不均衡に加えて、中国による米国の知的財産権の侵害が大きくクローズアップされています。米国は中国のIT大手企業の幹部の身柄をカナダ政府に依頼して拘束するなど、強硬姿勢を強めていますが、IT産業の育成は習近平政権にとっても最大のイシューであり、この問題の収拾は、貿易不均衡問題以上な困難なものになるでしょう。日本にとって中国は米国と並ぶ重要な貿易相手国です。中国の対日姿勢の軟化は歓迎すべきものですが、かといって同盟国米国との関係悪化は絶対に避けなくてはなりません。どちらに向かっても日本の立場を正確に伝え、どこまで是々非々で対処することができるのか。まさに外交の神髄が問われています。本日は、会津大学で日本のIT教育に力を注ぐとともに、日中のIT連携に現場から取り組んでおられる程先生にお話を伺います。

*中部経済倶楽部 1月の定例講演会は29日(火)が加藤出・東短リサーチ社長(会場:名古屋国際ホテル)、2月は12日(火)が渡部恒雄・笹川平和財団上席研究員(同:名古屋国際ホテル)、26日(火)が国際金融マーケット研究家の豊島逸夫氏(同:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加下さい。

*映画鑑賞会  本日は米国映画『雨の朝巴里に死す』です。 監督:リチャード・ブルックス 主演:エリザベス・テイラー、ヴァン・ジョンソン   上映時間116分。午後2時40分頃開始します。