事務局便り  2019.3.8

米朝首脳会談がなんの成果も残すことができないまま物別れに終わりました。制裁緩和に向かって必死にすがった金正恩よりも、すげなく振舞ったトランプの方が一枚も二枚も上手だったと言えるかも知れません。朝鮮半島の非核化は少しも進展していません。失意のまま帰国した金正恩のみならず、この会談に政権の浮揚を駆けていた韓国の文政権もまた落胆の色は拭いようがありません。しかし、全てがトランプ頼みの安倍政権も決して褒められたものではないでしょう。拉致問題だけではなく、朝鮮半島の非核化は日本の安全保障の最重要課題です。しかも、同盟国であるはずの韓国との間では、かつての負の遺産を巡って対立の火種がくすぶり続けています。日本は好むと好まざるにかかわらず、この半島と向き合っていかざるを得ないのです。本日は神戸大学の木村先生に朝鮮半島をどう見たらいいのかをお話しいただきます。

*中部経済倶楽部 3月は12日(火)が現代中国問題研究家の津上俊哉氏(同:東京第一ホテル錦)、20日(水)がTBSキャスターの星浩氏(同)を予定しています。ご都合のつく方はご参加下さい。

*映画鑑賞会  本日はW・ウェルマン監督、ジャネット・ゲイナー主演の1937年米国映画『スター誕生』です。上映時間111分。午後2時40分頃開始します。