テーマ:象徴天皇制のこれから

今上天皇の生前退位問題がビッグニュースとなりました。慰霊と慰問の旅、さまざまな公式行事など休まる暇もない激務の中、両陛下は今、どんなお考えでいるのか。あるべき象徴天皇制を社会、文化、外交、政治などとのかかわりの中で考えてみたいと思います。靖国問題もあります。生前退位や女性天皇の是非なども含め、個人的感想のレベルからの議論でいいと思うので、多くの方々の参加を期待します。(発言を求められることはないのでお気軽に)

 

報告の主な内容◆ ①天皇制と「万世一系」 ②象徴天皇制とは ③天皇と戦争 ④天皇の役割と機能 ⑤平成天皇の思い ⑥生前退位 ⑦女性天皇・女性宮家 ⑧象徴天皇制のあるべき姿

参考文献(参考まで。事前に読んでおかれる必要はありません) *井上亮『昭和天皇は何と戦っていたのか』(小学館、1728円)、*井上亮『天皇と葬儀』(新潮選書)、*半藤一利・保阪正康ほか『「昭和天皇実録」の謎を解く』(文春新書、950円)、*保阪正康『天皇のイングリッシュ』(廣済堂出版、864円)、*保阪正康『昭和史のかたち』(岩波新書、842円)、*孫崎亨『昭和史の正体』(創元社)、*松本健一『畏るべき昭和天皇』(毎日新聞社、1728円)、*村岡 到 『文化象徴天皇への変革』(ロゴス、1620円)、*矢吹晋『敗戦・沖縄・天皇』(花伝社)

時間 14時30分~16時30分   会費 無料(資料代として200円いただきます)

場所 第一会議室            事前予約 いりません。聴講だけも歓迎です。