10月28日 第3957回   大和総研顧問、東京財団上席研究員 原田 泰氏

震災復興費は過大で増税の必要はない、円高対策は金融緩和しかなく財政出動は逆効果、原子力の代替は火力だ・・。
三つのテーマを俎上に、実力派エコノミストが常識的日本経済論の「的外れ」を鋭く糾します。

講師紹介

1950年生まれ。74年東京大学農学部農業経済学科卒業後、経済企画庁入庁。78年East West Center, Hawaii大学留学、79年Illinois大学留学。95年経企庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、2002年経済社会総合研究所総括政策研究官。04年大和総研チーフエコノミスト、08年理事。10年常務理事、11年顧問となり、東京財団主席研究員。近著に『なぜ日本経済はうまくいかないのか』(新潮選書、11)、『なにが日本経済を停滞させているのか』(共著、毎日新聞社、11)、『データで見抜く日本経済の真相』(共著、日本実業出版社、10)、『日本はなぜ貧しい人が多いのか』(新潮選書、10)、『新社会人に効く日本経済入門』(共著、毎日新聞社、09)、『世界経済同時危機』(共著、日本経済新聞出版社、09)、『日本国の原則』(石橋湛山賞、日本経済新聞出版社、07、文庫=10)

《午餐会メニュー》 牛肉と根菜の和風煮込み