7月27日(金) 第3992回 同志社大学大学院教授 浜 矩子氏

ヒト・モノ・カネが国境を越え私益を求めて動き回るなか、封じ込められた世界で生まれた資本主義はどう生き残ろうとするのか。稀代の論客が内外混然一体下の「共生の構図」を鮮やかに切り開きます。

講師略歴

1952年生まれ。1975年一橋大学卒業、三菱総合研究所入社。90~98年初代ロンドン駐在員事務所長。経済調査部長、政策経済研究センター主席研究員を経て2002年より現職。近著に『「通貨」はこれからどうなるのか』(PHPビジネス新書、12)、『財政恐慌』(徳間書店、12)、『中国経済あやうい本質』(集英社新書、12)、『EUメルトダウン』(朝日新聞出版、11)、『2012年資本主義経済』(共著、東洋経済新報社、11)、『ブリンリスクの正体』(フォレスト2545新書、11)、『恐慌の歴史』(宝島社新書、11)、『成熟ニッポン、もう経済成長はいらない』(共著、朝日新書、11)、『誰が「地球経済」を殺すのか』(実業之日本社、11)、『「通貨」を知れば世界が読める』(PHPビジネス新書、11)、『1ドル50円時代を生き抜く日本経済』(朝日新聞出版、11)『スラム化する日本経済』(講談社プラスα新書,09)、『グローバル恐慌』(岩波新書、09)。