4月18日(金) 第4068回 東京大学教授 高原 明生氏

高原明生

政権を担当して1年半が経過した習近平政権。巷間では、鄧小平以来、最も力の強いリーダーと言われています。発動したナショナリズムキャンペーンや改革の試み、外交政策を中心にその実力を評定します。

講師略歴

1958年神戸市生まれ。81年東京大学法学部卒業。英Sussex大学開発問題研究所博士課程修了。桜美林大
学助教授、立教大学教授を経て2005年より現職。著訳書に『日中関係史』(共著、有斐閣アルマ、13)、『「領土問題」の論じ方』(共著、岩波ブックレット、13)、『日中関係史1972‐2012〈1〉政治』(共編著、東大出版会、12)、『10年後の中国』(共監修、講談社、11)、『中日関係史1978‐2008』(監訳、東大出版会、09)、『現代アジア研究〈1〉越境』(共編著、慶大出版会、08)『毛沢東、鄧小平そして江沢民』(共編著、東洋経済新報社、99)など。海上保安庁政策アドバイザー、新日中友好21世紀委員会秘書長など兼務。