5月30日(金) 第4073回 米国先端政策研究所上級研究員 グレン・S・フクシマ氏

フクシマ

日米は戦後、貿易摩擦問題を除いては、良好かつ安定的な関係を続けてきました。しかし、中国が経済的、軍事的に台頭するなかで、今後、日米関係はどう変質するのか。両国の事情に精通した講師に伺います。

講師略歴

1949年米国カリフォルニア州生まれ。72年スタンフォード大学卒業。78年ハーバード大学大学院を経て82年、ハーバード・ビジネス・スクー ル、ハーバード・ロー・スクール卒業。85年米国大統領府通商代表部入省。88年日米通商代表補代理(日本・中国担当)。スーパー301条、構造問題協議 に参加。90年米国AT&T社入社。98年5月まで日本AT&T社副社長。同年5月アーサー・D・リトル(ジャパン)代表取締役社長、2001年10月日 本ケイデンス・デザイン・システムズ社長、同年7月同社会長を経て04年8月より日本NCR代表取締役共同社長を経てエアバス本社上級副社長、日本法人エ アバス・ジャパン代表取締役社長兼CEOに就任。10年7月から同社会長。12年10月より米国ワシントンD・Cの米国先端研究所に勤務。この間、98年 から在日米国商工会議所会頭を2期務める。著書に『日米経済摩擦の政治学』(朝日新聞社、92、大平正芳賞受賞)、『2001年、日本は必ずよみがえる』 (文芸春秋、99)