9月30日(金)第4174回 東海大学教授、地震予知研究センター長 長尾  年恭氏

4月14日から熊本を始めとする九州中部で激しい地震活動が始まっています。この地震活動の意味と南海トラフ沿いの巨大地震とは関係があるのか。最新の知見を交えて今後の活動を予測します。

講師紹介

1955年生まれ。87年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。大学院在学中に第22次日本南極地域観測越冬隊に参加。昭和基地にて越冬。重力、地殻変動、地殻熱流量観測等に従事。88年6月より金沢大学理学部助手。91年11月より1年間、地震予知研究のため、アテネ大学物理学部へ留学。96年から東海大学海洋研究所地震予知研究センター。2006年より東京大学地震研究所・客員教授を経て現職。14年から一般社団法人「日本地震予知学会」理事・副会長、一般社団法人「強靭な理想の住宅を創る会」代表理事。