安倍超長期政権の行方

3月3日(金)第4194回   歳川  隆雄氏(インサイドライン編集長)

無理難題を承知でトランプ米大統領は「トランプ砲」を相次いで撃ち込んでいます。2月10日、11日両日の安倍・トランプ会談から1カ月弱、トランプ政権の次なる「標的」は何なのか。---通商・貿易政策での対日要求はますます強まって来そうです。日本の自動車貿易に始まり、日銀の金融緩和政策、財務省の通貨安政策批判まで、その矛先はエスカレートしています。今後の日米同盟関係はどうなるのでしょうか。一方、内政に目を転じますと、国会での予算審議は野党の追及材料・迫力不足で安倍政権は微動だにしません。衆院解散・総選挙の時期が今秋以降に遠のいたことから、当面の焦点は天皇陛下の生前退位を実現する特例法国会提出、衆院の区割り決定、そして夏の都議会選挙です。「小池劇場」の演出・主演の小池百合子知事が目指すものは何か。今春政局の見立てをお話しします。