中央銀行という存在について考える

2月22日(金)第4278回       白川  方明氏(前日本銀行総裁、青山学院大学特別招聘教授)

経済政策論議では中央銀行が頻繁に議論されますが、私は39年の実体験に照らすと、その役割について過大評価と
過少評価が混在しているように思います。内外の中央銀行の役割や直面する課題について考えます。

講師紹介
1949年生まれ。福岡県立小倉高校を経て東京大学経済学部卒業。72年日本銀行入行。シカゴ大学大学院経済学修士。大分支店長、ニューヨーク駐在参事などを歴任。2002年日銀理事(金融政策担当)に就任。06年京都大学大学院公共政策教育部教授を経て08年3月日銀副総裁就任。同年4月に第30代日銀総裁に就任。13年日銀総裁辞任。この間、11年国際決済銀行(BIS)副議長。13年青山学院大学国際政治経済学部教授を経て現職。主な著書に『中央銀行-セントラルバンカーの経験した39年』(東洋経済新報社、2018)、『現代の金融政策・理論と実際』(日本経済新聞出版社、2008)、『バブルと金融政策-日本の経験と教訓』(日本経済新聞社/香西泰、翁邦雄との共同編集、2001)。