編集後記 2013年10月号

【編集後記】福島原発の汚染水対策に国が前面に出ることになりました。オリンピック招致のためのドタバタとはいえ、一歩前進であることは確かです。事故処理に国が先頭に立って取り組むことは、世界の日本に対する信用を担保する上でも必要不可欠です。官僚や民間企業にどのように前向きに協力してもらえるか。政府の指導力が問われます。次号は、国分良成氏(習近平体制の検証)、飯尾潤氏(安倍内閣の政権運営と今後の日本政治)、浜矩子氏(鏡の中の幻想)、長尾年恭氏(地震予知はできるのか)を掲載予定です。