編集後記 2019年5月号

【編集後記】 連休が明けると、改元に関わるお祭り騒ぎも一段落して相も変わらぬ日常生活が戻ってくることになります。空疎な議論に終始する国会、大事なことにはいっこうに触れようとしないメディア、先行きの不安を言い訳に保守的見通しが続出する企業の決算発表などが目に浮かびます。ポピュリズムと排外主義が吹き荒れる国際社会において、もともと限定的「開国」でグローバル化の果実だけを享受してきた日本は、すでに始まっている五輪狂想曲にうつつをぬかしながら現実逃避を続けていくことになるのでしょうか。
次号は、高原明生氏「建国70周年を迎える中国の内憂外患」、田中秀征氏「平成を振り返って」、下斗米伸夫氏「日ロ関係:歴史と現代」、熊野英生氏「生産性向上をどう実現するか」を掲載予定です。