編集後記 2020年2月号

【編集後記】 「桜を見る会」の招待者名簿は官の記録そのものが存在しないことが明るみに出ました。この政権下で行われた公文書の改ざんや隠蔽の数々を考えれば、この政権が公文書の意義をないがしろにしてきた事実は拭い様がありません。そしてIR法案を巡る贈収賄事件は、この法案の成立を強引に推し進めた与党議員の多くが汚い金を懐に入れていた事実を明らかにしつつあります。また、麻生副総理による「日本は単一民族」発言も、およそ資質に欠ける人間が政府の中枢に居座っている現実を改めて浮き彫りにしました。そして何よりも恐ろしいのは、これほど明らかな民主政治の危機的状況にも関わらず、内閣支持率が高止まりしていることです。
次号は藤原帰一氏「潮流2020 動乱の世界」、柿崎明二氏「独裁とねじれ」、高橋洋一氏「2020年の日本経済を読む」、鵜飼秀徳氏「寺院を活かせば地方は蘇る」を掲載予定です。