編集後記 2020年3月号

【編集後記】 両親から虐待されたり、ネグレクトされたりした子供たちが死に追いやられる痛ましい事件が跡を絶ちません。そうした結果に至った多くのケースで本来子供たちの最後の砦になるべき児童相談所が機能していなかった事実が判明しています。最近の例では午前3時に母親に家から追い出された小学6年生の少女が、詳しい事情も聞いてもらえることもなくインターホン越しに門前払いを食わされたケースがありました。少子化を嘆く前に、悲惨な状態に置かれた子供たちを社会全体で保護し、育てる仕組みを作り上げることが必要でしょう。次号は野口悠紀雄氏「日本経済の行方」、原田伊織氏「軍国日本を創った明治維新」、大場弘行氏「日本を覆う公文書クライシス」、片山善博氏「地方自治のガバナンス」を掲載予定です。