事務局便り  2020.1.24

米国経済がバブルの様相を呈する中で、米中貿易戦争の一次休戦はありましたが、世界経済の調整局面入りは、いずれ避けられないでしょう。EUもドイツ経済が変調をきたす中で、英国の離脱が決まるなど、難しい年になりそうです。減速が濃厚になっている中国経済も政府の必死のテコ入れが続きますが、前途は楽観できません。保護主義の高まりは世界の通商の縮小をもたらすリスクを高め、経済の沈滞を一層促進するかも知れません。超金融緩和政策の継続にも関わらず、低成長から抜け出せない日本経済は、こうした世界経済の環境悪化の中で、どのような展開をしていくのか。本日は高橋教授に2020年の日本経済を読み解いて頂きます。

*中部経済倶楽部 2月は4日(火)が現代中国研究家の津上俊哉氏(会場:名古屋国際ホテル)、17日(月)が笹川平和財団上席研究員の渡部恒雄氏(同:名古屋国際ホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日はアルフレッド・ヒッチコック監督 ジェームズ・スチュアート主演の『ロープ』です。上映時間80分。午後2時40分頃開始します。

事務局便り  2020.1.17

「桜を見る会」の招待者名簿は官の記録そのものが存在しないことが明るみに出ました。菅官房長官は、自らの不明を恥じるどころか、この記録が民主党政権時代から存在しなかったとあたかも他人に責任を擦り付けるような発言をしています。しかし、この政権下で行われた公文書の改ざんや隠蔽の数々を考えれば、この政権が公文書の意義をないがしろにしてきた事実は拭い様がありません。それを全て官僚のせいにしてきた内閣は、行政の頂点にいる責任を全く感じていないということでしょう。そしてIR法案を巡る贈収賄事件の拡大は、この法案の成立を強引に推し進めた与党議員の多くが汚い金を懐に入れていた事実を明らかにしつつあります。また、麻生副総理による「日本は単一民族」発言も、一向に学習しない、およそ資質に欠ける人間が政府の中枢に居座っている現実を改めて浮き彫りにしました。そして何よりも恐ろしいのは、これほど明らかな民主政治の危機的状況にも関わらず、内閣支持率が高止まりしていることです。衆愚政治に堕した日本をどうすればいいのか。本日は共同通信社の柿崎さんに現下の日本政治を斬っていただきます。

*中部経済倶楽部 1月は21日(火)が国際金融マーケット研究家の豊島逸夫氏(会場:名古屋国際ホテル)、2月は4日(火)が現代中国研究家の津上俊哉氏(同:名古屋国際ホテル)、17日(月)が笹川平和財団上席研究員の渡部恒雄氏(同:名古屋国際ホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日はレオ・マッケリー監督 アイリーン・ダン主演の『邂 逅(めぐりあい)』です。

上映時間87分。午後2時40分頃開始します。

 

事務局便り  2020.1.10

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。2020年の世界は大変難しい年になるかも知れません。世界の中心にいたはずの米国はトランプ大統領の下で、アメリカファーストどころかトランプファーストの予測不能の迷走が加速しそうです。大統領選挙を控えて、再選のためには何でもありの年になるでしょう。EUは求心力を失ったメルケル政権のドイツが経済の失速によって一段と輝きをなくし、フランスのマクロン大統領の存在感が増していますが、その統率力はいまだ未知数です。米国との和解を一応果たしたかに見える中国は高度成長の終焉が明らかです。国内の不満の高まりが強権政治を押し通す習近平政権を土台から揺るがす事態に追い込む可能性もゼロではありません。翻って日本では超低金利政策を続けながら、財政赤字を国債発行でファイナンスする構造が経済を蝕み続けています。しかも安倍政権は民主主義の基礎である政策の透明性を自ら損ない、説明責任を著しく蔑ろにしています。「説明を差し控えたい」という答弁を放置しているメディアも、その先にいる国民も事態の深刻さをしっかり受け止めるべきでしょう。本日は藤原先生に動乱の世界を読み解いて頂きます。

*中部経済倶楽部 1月は15日(水)がノンフィクション作家・評論家の塩田潮氏(会場:名古屋国際ホテル)、21日(火)が国際金融マーケット研究家の豊島逸夫氏(同:名古屋国際ホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日はウィリアム・ワイラー監督 ローレンス・オリビエ主演の『嵐が丘』です。上映時間104分。午後2時40分頃開始します。

 

事務局便り  2019.12.20

国会が閉会になり、野党からの追及の手から逃れた安倍首相は極めて意気軒高のようです。菅官房長官も「桜を見る会」に関す幕引き宣言をしているので、国民の7割が納得していないこの問題について現政権は完全に頬かむりのまま済ませるつもりなのでしょう。官僚は政治家の意のままであるように見えますが、実は面従腹背の気配が濃厚です。ひたすら安定だけを重要視して、深い識見に欠けるだけでなく、最低限の倫理観にも乏しい厚顔無恥の政府を支持し続けることは、国家の土台を腐らせてしまうことになりかねません。世界中で権力主義的な政権が跋扈し、結果として国際協調と共生の流れは片隅に追いやられています。この世界に再び良識と協調の流れを呼び戻すために何が必要なのでしょうか。本日は一年の締めくくりとして、寺島さんから2020年への視座をお話しいただきます。

*中部経済倶楽部 1月は15日(水)がノンフィクション作家・評論家の塩田潮氏(会場:名古屋国際ホテル)、21日(火)が国際金融マーケット研究家の豊島逸夫氏(同:名古屋国際ホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日はヴィンセント・ミネリ監督 ジーン・ケリー主演の『巴里のアメリカ人』です。上映時間114分。午後2時40分頃開始します。

*お知らせ 11月25日(月)より金曜日を除く平日12:00~13:00まで、談話室の一部(20席・パーテーションで区切ります)を東洋経済新報社の要望で派遣業務担当者の昼食スペースとして貸し出します。囲碁、DVD視聴など会員の皆様のスペースは従前通り確保されています。よろしくお願いします。

会員の皆様には、一年間、ご支援・ご鞭撻いただき、有難うございました。良い年をお迎えください。

 

事務局便り  2019.12.13

消費増税後の日本経済は、強弱入り混じった動きが続いています。金融緩和に舵を切った米欧をよそに、超金融緩和からの転換が遅れた日銀はこれまでの金融政策を維持し続けるしか手がありません。幸いにも米国の財政赤字膨張や利下げにもかかわらず、ドル安進行の動きは見られず、円高対応を迫られる事態には陥っていません。相次ぐ閣僚の辞任や「桜を見る会」を巡る失態によって安倍内閣の支持率は大きく低下し、政権は解散総選挙による禊に活路を見出す可能性が出てきました。与党から沸き上がった大型補正によるバラマキ待望論は、まさにこの解散風と無縁ではありません。大衆迎合によって票を搔き集めることで政権を維持しようとするお粗末な政府に盲従を続けるならば、国の将来は惨めな凋落が避けられないでしょう。本日はお馴染みの嶋中さんに2020年の日本経済を展望していただきます。

*忘年パーティー 恒例となっております年末の忘年パーティーを開催します。ご家族のご参加も歓迎いたします。 <日時>12月13日(金)定例講演会後の15時開場、15時10分開宴です。詳しくは事務局まで。

*中部経済倶楽部 12月は18日(水)がピクテ投信投資顧問シニア・フェローの市川眞一氏(会場:名古屋国際ホテル)を予定しています。1月は15日(水)がノンフィクション作家・評論家の塩田潮氏(同:名古屋国際ホテル)、21日(火)が国際金融マーケット研究家の豊島逸夫氏(同:名古屋国際ホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日は忘年パーティーのため映画観賞会はお休みします。

*お知らせ 11月25日(月)より金曜日を除く平日12:00~13:00まで、談話室の一部(20席・パーテーションで区切ります)を東洋経済新報社の要望で派遣業務担当者の昼食スペースとして貸し出します。囲碁、DVD視聴など会員の皆様のスペースは従前通り確保されています。よろしくお願いします。

事務局便り  2019.12.6

世界景気は世界同時好況から一転して減速に向かいつつあります。循環的な景気減速局面入りに加えて、米中経済摩擦をきっかけとして通商面からの需要減退が影を落しています。超金融緩和政策から引き締め局面への転換を図りつつあった米欧の政策当局は、再び金融緩和による景気テコ入れに転じています。特に最も早く金利引き上げに動いていた米国は、いち早く金利引き下げを進め、これを好感した株式市場は活況を呈しています。2020年の米国大統領選を控え、トランプ政権は米中和解を模索するとの見方も市場では期待されていましたが、香港の民主化運動に対する支援を米国議会が決議したことをうけ、中国政府が報復策を打ち出すなど、両国首脳の思惑を超えて、米中関係の雪解けは当面遠のいたと言えるでしょう。中国経済の大幅な減速は世界経済の速やかな回復の足枷となりつつあります。金融緩和政策を転換出来ずに、この局面を迎えた日本はもはや金融政策の手立てを失い、またぞろ赤字国債発行による財政出動に頼ろうとしています。後世へのツケをひたすら積み上げるしか能のない政権与党の無節操はいずれこの国を奈落の底に導くことになるかも知れません。本日は河野さんにグローバル経済の行方を見通していただきます。

*お知らせ  11月25日(月)より金曜日を除く平日12:00~13:00まで、談話室の一部(20席・パーテーションで遮蔽します)を東洋経済新報社の要望により、派遣業務担当者の昼食スペースとして貸し出します。囲碁、DVD視聴など会員の皆様のスペースは従前通りです。以上、ご了解ください。

*忘年パーティー 恒例となっております年末の忘年パーティーを開催します。奮ってご参加ください。 <日時>12月13日(金)定例講演会後の15時開場、15時10分開宴です。詳しくは事務局まで。

*中部経済倶楽部 12月は18日(水)がピクテ投信投資顧問シニア・フェローの市川眞一氏(会場:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日の映画はフランク・キャプラ監督 ゲーリー・クーパー主演の『オペラハット』です。上映時間は115分。午後2時40分頃から開始します。

 

送迎車でお越しの会員様へ。当社ビル前駐車中に運転手様等が路上喫煙されぬようご指示願います

講演会場内では、携帯電話のスイッチをお切りになるか、マナーモードとされるようお願いします

 

事務局便り  2019.11.29

今年もいよいよ師走が近づいてきました。街ではクリスマスのライトアップが次々と点灯され、テレビなどのメディアでは開催まで二百数十日に迫ったオリンピックの話題で持ちきりです。しかし、景気の減速の気配が次第に濃厚になり、冬のボーナスも前年比マイナスになるなど、足元には暗さが漂い始めています。米国の株価は金融緩和や米中摩擦の解決をはやして好調ですが、景気の先行きには黄信号がともっています。トランプ氏は相変わらず、2020年の大統領選挙を念頭にリップサービスに余念がありませんが、それは来年以降に世界を襲う停滞と混乱をより深刻なものに導くことにしかならないでしょう。先ごろ世界気象機関は2018年の大気中の温室効果ガスの濃度が過去最高を更新したと発表しました。なかでも、二酸化炭素の濃度は産業革命が始まる前に比べて1.7倍に達したとしています。しかし、この少し前にはトランプ政権はパリ協定からの離脱を正式決定しています。まさしくかつてゴア氏が述べたように「不都合な真実」から目を背ける空気がアメリカの政治を支配しているのです。本日は中岡さんに2020年の米国大統領選挙をどう見たらよいのかを語っていただきます。

*お知らせ  11月25日(月)より金曜日を除く平日12:00~13:00まで、談話室の一部(20席・パーテーションで遮蔽します)を東洋経済新報社の要望により、派遣業務担当者の昼食スペースとして貸し出します。囲碁、DVD視聴など会員の皆様のスペースは従前通りです。以上、ご了解ください。

*秋の事業所見学会 <日時>12月4日(水)、<訪問先>トッパンメディアプリンテック日野工場(主に新聞印刷工程)など見学。詳しくは事務局まで。

*忘年パーティー  <日時>12月13日(金)定例講演会後の15時開場、15時10分開宴。詳しくは事務局まで。

*中部経済倶楽部 12月は5日(木)が作家・歴史評論家の原田伊織氏(会場:名古屋国際ホテル)、18日(水)がピクテ投信投資顧問シニア・フェローの市川眞一氏(同:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日の映画はヘンリー・ハサウェイ監督 マリリン・モンロー主演の『ナイアガラ』です。上映時間は89分。午後2時40分頃から開始します。

 

事務局便り  2019.11.22

参院選と内閣改造を経て安倍政権の一強体制は盤石かと思われましたが、閣僚の相次ぐ辞任に加え、大学入試共通一次試験への民間事業者の検定試験の導入が文科大臣の不規則発言をきっかけに実施延期になりました。さらにここへきて安倍晋三後援会のメンバーが大挙して「桜を観る会」に参加していたことが問題とされています。後援会の会員には、「会」への参加を含めた東京観光ツアーや首相を囲んだ前夜祭への参加申し込みを呼びかける案内が配布され、申し込みをした会員には、内閣府から招待状が届く仕掛けになっていました。この催しは、各界の功績や功労が認められた人たちを首相が招いて労うという趣旨のものです。しかし、第二次安倍政権発足後はこうした私物化が当然のように行われていたわけで、首相という職責が全国民を代表する存在であることへの理解がかけらも見受けられません。本日は民主政治の置かれている危機的な現状と本来のあるべき姿について飯尾先生のお話をうかがいます。

*お知らせ  11月25日(月)より金曜日を除く平日12:00~13:00まで、談話室の一部(20席・パーテーションで遮蔽します)を東洋経済新報社の要望により、派遣業務担当者の昼食スペースとして貸し出します。囲碁、DVD視聴など会員の皆様のスペースは従前通りです。以上、ご了解のほど、よろしくお願いします。

*秋の事業所見学会 <日時>12月4日(水)、<訪問先>トッパンメディアプリンテック日野工場(主に新聞印刷工程)など見学。詳しくは事務局まで。

*忘年パーティー  <日時>12月13日(金)定例講演会後の15時開場、15時10分開宴。詳しくは事務局まで。

*中部経済倶楽部 12月は5日(木)が作家の原田伊織氏(会場:名古屋国際ホテル)、18日(水)がピクテ投信投資顧問の市川眞一氏(同:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日の映画はアーサー・ルービン監督 アルトゥール・デ・コルドバ主演の『ニューオーリンズ』です。上映時間は90分。午後2時40分頃から開始します。

事務局便り  2019.11.15

米国が金融緩和への舵を切ったことが鮮明になってきました。景気変調のシグナルがともっていることは確かですが、この段階での矢継ぎ早の緩和措置は、やはりトランプ氏への忖度である色彩が濃厚です。景気変調の大きなきっかけが米中貿易戦争の激化であることを考えると、これは政治的なマッチポンプといえるかも知れません。とにもかくにも米国が緩和政策に転じたことで世界の金融情勢も大きく変化することになります。欧州のECBも政策転換を鮮明にしつつあります。しかし、日本の金融当局にとってはその手段は限られています。マイナス金利の拡大は副作用が強すぎますし、これ以上の国債やETFの買い入れにも限界があるからです。異次元緩和を続ける中で低成長から脱することのできなかったアベノミクスの欠陥が露呈しつつあることは明白でしょう。ぬるま湯につかり続けてきた国民もそろそろ目を覚まさねばなりません。本日は加藤さんに金融緩和戦争の行方を占っていただきます。

*秋の事業所見学会 <日時>12月4日(水)、<訪問先>トッパンメディアプリンテック日野工場

(主に新聞印刷工程)など見学。詳しくは事務局まで。

*忘年パーティー  <日時>12月13日(金)定例講演会後の15時開場、15時10分開宴。日本フィルの音楽タイム、福引大会もあります。詳しくは事務局まで。

*中部経済倶楽部 11月は18日(月)が田中理・第一生命経済研究所主席エコノミスト(会場:名古屋国際ホテル)。12月は5日(木)が作家の原田伊織氏(同:名古屋国際ホテル)、18日(水)がピクテ投信投資顧問の市川眞一氏(同:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日の映画はウォルター・ラング監督 シャーリー・テンプル主演の『リトル・プリンセス』です。上映時間は92分。午後2時40分頃から開始します。

事務局便り  2019.11.8

安倍外交の目玉の一つだった日ロ関係の改善は度重なる日ロ首脳会談にも関わらず、一向に進展が見られません。とりわけ北方領土の返還は日本側が二島先行返還に舵を切ったものの、むしろ先が見えなくなりました。北方領土のロシア化が急ピッチで進められる一方、首脳会談の成果として喧伝された共同経済活動も掛け声倒れの様相を呈しています。プーチン大統領との密接な関係を誇示してきた安倍首相ですが、ここまでくると何回会談してひざ詰め談判しても、実は相手にされていなかったのではと疑いたくなります。その一方で、米国が条約を一方的に破棄したことで核兵器開発競争の激化が懸念されています。新兵器開発を急ぐロシアの真意はどこにあるのか。隣国ロシアとの関係はどうなっていくのか。本日は若手のロシア研究者、小泉先生にその深層を読み解いて頂きます。

*秋の事業所見学会 <日時>12月4日(水)<訪問先>トッパンメディアプリンテック日野工場 (主に新聞印刷工程)など見学。詳しくは事務局まで。

*中部経済倶楽部 11月は18日(月)が田中理・第一生命経済研究所主席エコノミスト(会場:名古屋国際ホテル)。12月は5日(木)が作家の原田伊織氏(同:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日の映画はL・マイルストン監督 ジョーン・クロフォード主演の『雨』です。上映時間は94分。午後2時40分頃から開始します。