「成長戦略国会」がいつの間にか「秘密保持法国会」になってしまいました。そろそろ会期末が迫っているのに、経済活性化のための道筋はまだ開けていません。設備投資が上向き、賃金引き上げの動きが広がるなど、民間企業は景気回復を反映しつつありますが、肝心の国内需要の創出につながる施策は、あいも変わらぬ既得権益擁護派によって阻まれています。となると、あとは金融政策に頼るしかないということでしょうか。マーケットはさらなる金融緩和に期待して円安・株高に振れています。日本銀行はこの状況をどう見ているのか。本日は岩田副総裁のお話を伺いきます。