衆議院が解散され、総選挙が行われることになりました。争点はアベノミクスです。これまで2年間の政策運営を評価して、引き続き日本を安倍政権に委ねるのか。あるいは政策転換を求めるのか。金融政策と財政政策の限界が明らかになりつつある今、必要なのは、どのような経済社会を目指すのかという選択でしょう。誰にとってもハッピーな選択は存在しません。何かを求めるためには、何かを捨てなければならないのです。日本経済の置かれている状況を冷静に見つめるために、本日は辛口のお話です。