事務局便り  2020.1.10

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。2020年の世界は大変難しい年になるかも知れません。世界の中心にいたはずの米国はトランプ大統領の下で、アメリカファーストどころかトランプファーストの予測不能の迷走が加速しそうです。大統領選挙を控えて、再選のためには何でもありの年になるでしょう。EUは求心力を失ったメルケル政権のドイツが経済の失速によって一段と輝きをなくし、フランスのマクロン大統領の存在感が増していますが、その統率力はいまだ未知数です。米国との和解を一応果たしたかに見える中国は高度成長の終焉が明らかです。国内の不満の高まりが強権政治を押し通す習近平政権を土台から揺るがす事態に追い込む可能性もゼロではありません。翻って日本では超低金利政策を続けながら、財政赤字を国債発行でファイナンスする構造が経済を蝕み続けています。しかも安倍政権は民主主義の基礎である政策の透明性を自ら損ない、説明責任を著しく蔑ろにしています。「説明を差し控えたい」という答弁を放置しているメディアも、その先にいる国民も事態の深刻さをしっかり受け止めるべきでしょう。本日は藤原先生に動乱の世界を読み解いて頂きます。

*中部経済倶楽部 1月は15日(水)がノンフィクション作家・評論家の塩田潮氏(会場:名古屋国際ホテル)、21日(火)が国際金融マーケット研究家の豊島逸夫氏(同:名古屋国際ホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日はウィリアム・ワイラー監督 ローレンス・オリビエ主演の『嵐が丘』です。上映時間104分。午後2時40分頃開始します。