6月11日(金)第4376回       保阪  正康氏(ノンフィクシン作家)

講師紹介
1939年生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。日本文藝家協会、日本ペンクラブの会員「昭和史を語り継ぐ会」を主宰。主に日本近代史(とくに昭和史)の事象、事件、人物に題材を求め、延べ4000人余の人びとに聞き書きを行い、ノンフィクション、評論、評伝などの分野の作品を発表している。主要作品に、『石橋湛山の65日』(東洋経済新報社)、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日新聞社)、『吉田茂という逆説』『秩父宮』『幻の終戦』(以上、中央公論新社)、『東條英機と天皇の時代(上下)』『瀬島龍三(ある参謀の昭和史)』『後藤田正晴(異色官僚政治家の軌跡)』(以上、文藝春秋)など多数。一連の昭和史研究で、2004年に菊池寛賞を受賞。