4月20日(金) 第3979回   中央大学文学部教授 山田 昌弘氏 

女性の職場進出は、財政を助け、経済を活性化させ、少子化を解消する。女性がこのままの状態では日本社会はもうもたない―。俊英社会学者が強い危機感のもと多くの事例に拠って日本復活の方策を示します。

講師略歴

1957年東京生まれ。81年東京大学文学部卒。86年同大学院社会学研究科博士課程退学。東京学芸大学教授を経て現職。『パラサイト・シングルの時代』(ちくま新書、99)は流行語にもなり話題を呼んだ。さらに若者から希望が失われていく状況を『希望格差社会』(ちくま文庫版、07)と名づけ格差社会論の先鞭をつけ、08年には『「婚活」時代』(共著、ディスカヴァー)で婚活ブームの火付け役となった。著書はほかに『世界各国女傑列伝』(社会評論社、11)、『「婚活」現象の社会学』(東洋経済新報社、10)、『なぜ若者は保守化するのか』(同、09)、『新平等社会』(文藝春秋、09)。

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