事務局便り 2017.3.10

トランプ政権の誕生や EU各国における反EU勢力の拡大など、世界は政治的な混乱に揺さぶられようとしています。その一方で、好調なアメリカ経済は雇用創出を掲げる新政権の経済政策によってさらに景気が加速するとの期待が高まっています。減速が続いてきた中国も上向く兆しが見え始めています。欧州や日本の経済も緩やかながら成長は続くとみてよいでしょう。政治的リスクをどのように判断すればよいのか。そして新興国経済の好転はどこまで期待できるのか。本日は大和総研の熊谷さんに世界経済の潮流と日本経済の行方を分析していただきます。

*新サービス開始 3月から経済倶楽部の会費納入につきまして、お近くのコンビニエンスストアでもお支払いが可能になりました。ご利用される方は、お手元に届きました用紙でお支払いください。

*中部経済倶楽部 3月の定例講演会は28日(火)が飯田泰之・明治大学政経学部准教授です。4月は5日(水)が曽我豪・朝日新聞編集委員、20日(木)が渡部恒雄・笹川平和財団特任研究員を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 3月10日はケーリー・グラント主演の『毒薬と老嬢』です。本日は開始時間が早まりまして、2時30分開始予定です。ご了解ください。上映時間は118分。

事務局便り 2017.3.3

高い支持率を背景に長期政権は間違いないとみられていた安倍政権に、俄かに暗雲が漂い始めています。国会の焦点も、集中砲火を浴びて立ち往生する法務大臣と防衛大臣から、安倍首相自身に移ってきました。発端となった「森友学園」への国有地払下げ問題は、その経緯が少しずつ明らかになるにつれ、その異常さが浮き彫りになってきています。そして幼稚園児への異常な「愛国」教育や、幼児虐待に近いしつけも明らかになり、教育方針に賛同して新設予定の小学校の名誉校長を引き受けていた昭恵安倍首相夫人も職を辞すことになりました。引き受けた経緯や辞任した理由に関する首相答弁もいかにも稚拙な言い訳に見えます。たとえ言い訳が本当だとしても国民の信頼を傷つけたことは間違いありません。そして国有地払下げの経緯についても関係省庁の詳細な情報公開が必須になります。政治の世界は一寸先が闇と言われます。安倍政権の今後を、おなじみの歳川さんに読み解いていただきます。

*中部経済倶楽部 3月の定例講演会は28日(火)が飯田泰之・明治大学政経学部准教授(会場:東京第一ホテル錦)、4月5日が曽我豪・朝日新聞政治部編集委員(同:名古屋国際ホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 3月3日はゲイリー・クーパー主演の『打撃王』です。上映時間は129分。

☆新サービス開始 2017.3.2

経済倶楽部会員の皆様

日頃は経済倶楽部の活動にご支援、ご協力頂きまして有難うございます。

さて、経済倶楽部の新サービスにつき、お知らせ致します。会費納入に関しまして、

3月よりコンビニエンスストアでの支払いが可能になりました。お手元に支払い用紙が

郵送されますので、ご利用される会員の方はそれをお使いください。

今回は上期分(4月から9月)です。なお、手数料は120円となります。

よろしくお願い致します。

                                                                                    事務局より

 

 

事務局便り 2017.2.24

高齢化社会を迎えた今の日本において最も必要とされているのが「上手な死に方」ではないでしょうか。確かに医学の進歩によって、新しい治療法が次々に開発され、人間の寿命はかつて考えられなかったほど長いものになりました。しかし、高齢化は佐藤愛子さんが近著で喝破されたように、決してそれ自体が手放しで目出度いことではありません。肉体が次第に衰えていく中で、自らの尊厳を保ちながら平穏な死を迎えるためにいかに良い生を全うすればよいのか。生にしがみつくのではなく、自らの生をまっとうするための心構えを、自らの責任において選択する覚悟がもとめられているのではないでしょうか。本日は医師であり、作家でもある久坂部先生に「上手な平穏死」について語っていただきます。

*中部経済倶楽部 3月の定例講演会は1日(水)が元読売新聞社会部長で作家の清武英利氏、28日(火)が飯田泰之・明治大学政経学部准教授です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 2月24日はケーリー・グラント主演の『夜も昼も』です。上映時間は128分。

事務局便り 2017.2.17

日本経済は超金融緩和と財政投入を続けながらかろうじてプラス成長を維持しています。トランプ政権の誕生や欧州における政治の不安定化の中で、日本の置かれている状況への懸念は意識の外に追いやられているのかもしれません。しかし、多額の公的債務を抱えながら少子高齢化と人口減少が加速化する近未来に、日本経済がどうなっていくのかついて不安を抱いている国民は少なくないでしょう。低迷を続ける個人消費の動向は、そうした国民の将来への不安を映し出している鏡であると言えます。極度の低成長が続き、次第に打つべき手段が限られていく中で、日本経済活性化への突破口はどこに見出すことができるのか。本日は小峰先生に日本経済の現状と将来を展望していただきます。

*中部経済倶楽部 2月の定例講演会は22日(水)が富坂聰・拓殖大学教授。3月は1日(水)が元読売新聞社会部長で作家の清武英利氏、28日(火)が飯田泰之・明治大学政経学部准教授です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 2月17日はロナルド・コールマン主演の『心の旅路』です。上映時間は126分。

事務局便り 2017.2.10

トランプ政権の誕生で最も注目される外交上の焦点の一つが朝鮮半島情勢です。日本では尖閣諸島が日米安保条約の対象に含まれるか否かといった相も変わらぬ内向きの議論がマスメディアを賑わしています。しかし、国防長官や国務長官がこの件について明言した背景には、トランプ政権が目指す対中戦略変更の意図が見え隠れしています。就任前から「一つの中国」に疑問を投げかけて台湾総統と電話会談を行い、就任後は中国の対米黒字や元安誘導を声高に非難しています。そしてマティス国防長官は訪日前にまず韓国を訪れて対北朝鮮の軍事同盟の強化を印象付けました。北朝鮮に対して期待される影響力を何ら発揮できないでいる中国に対する米国の姿勢は明らかに前政権とは違うものになるでしょう。これに対して恫喝によって譲歩を引き出す北朝鮮の戦略も変わらざるを得ません。中国と北朝鮮を巡る緊張をどう読めばいいのか。おなじみの辺さんに解説していただきます。

*中部経済倶楽部 2月の定例講演会は22日(水)が富坂聰・拓殖大学教授。3月は1日(水)が元読売新聞社会部長で作家の清武英利氏、28日(火)が飯田泰之・明治大学政経学部准教授です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 2月10日はオードリー・ヘップバーン主演の『シャレード』です。上映時間は113分。

事務局便り 2017.2.3

昨年6月に行われた英国の国民投票がEU離脱という結果になり、続いて米国では保護主義と排外思想を掲げるトランプ氏が当選しました。大統領に就任したトランプ氏は過激な公約を次々に実行に移し、7か国からの入国を禁止するなど、差別的で頑なな姿勢を露わにしています。2017年はEU主要国で重要な選挙が予定されていますが、オランダ、フランス、ドイツといったEU統合の理想に向けてリード役を果てしてきた主要国でも、英国や米国の排外的な思想に与する右派勢力が急速に支持を広げています。彼らに共通するのは、差別的で偏狭な反知性主義に基づく愛国主義です。果たしてEUは理念を捨てて解体に向かうのか。それとも世界に吹き荒れる嵐の中で踏みとどまることができるのか。本日はアジア平和貢献センターとの共催により、EUにお詳しい4人の先生方によるシンポジウムを開催いたします。

*中部経済倶楽部 2月の定例講演会は8日(水)が国際金融問題研究家の豊島逸夫氏、22日(水)が富坂聰・拓殖大学教授です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 2月3日はアジア平和貢献センターとの共催シンポジウムで、映画鑑賞会はお休みです。

事務局便り 2017.1.27

トランプ氏が正式に大統領に就任しました。選挙期間中の過激な言動を懸念する声がある一方で、正式就任後はまともな言動に落ち着くのではないかとの楽観論も少なくありませんでした。しかし、就任直前に英国のEU離脱を称賛したのに続いて、今週は早速米英首脳会談が予定され、新たな貿易協定締結に向けた話し合いも行われる見通しです。メキシコとの国境の壁の建設についても、メキシコとの話し合いが開始されるとか。そしてTPPからの離脱やNAFTAの見直しについても改めて明言しています。新政権下で保護主義と移民排斥の流れは間違いなく強まりそうです。そのことで第二次大戦後に世界が志向してきた通商貿易拡大による地球規模での経済発展が明らかに逆風に晒されることは確実です。安倍首相が唱える強固な日米同盟についても、その在り方は変質していくことは不可避で、日本の立場と考え方を明確に示して対峙していく覚悟が必要になるでしょう。本日はトランプのアメリカと対峙する日本の今後について田中秀征氏の見解を伺います。

*中部経済倶楽部 2017年の2月の定例講演会は8日(水)が国際金融問題研究家の豊島逸夫氏、22日(水)が富坂聰・拓殖大学教授です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 1月27日はマリリン・モンロー主演の『紳士は金髪がお好き』です。ご講演終了後の14時40分開始予定です。上映時間92分。

事務局便り 2017.1.20

英国のメイ首相がEU市場からの完全離脱方針を明らかにしました。トランプ氏は早速英国のEU離脱を歓迎し、EU各国首脳の反発を呼んでいます。そのEUでは今年、フランスの大統領選挙やドイツの総選挙など、EUの将来を左右する重要な選挙が相次いで実施されます。二つの世界大戦への深刻な反省から生まれた欧州統合へのたゆみない歩みは今、大きな転機を迎えていると言えるでしょう。国境を超えたヒト、モノ、カネ、そして情報の自由な流れこそが、世界の通商の発展を通じた経済成長と新興国の経済的離陸の原動力でした。しかし、英国や米国においては自国優先の保護主義と排外思想が勝利し、他の欧米先進国をも広く蝕みつつあります。保護主義はそれを掲げた国自身を傷つけることになるでしょうが、感情に流された自国優先思想は再び世界を悲惨な結末に導きかねません。本日は庄司先生に2017年の欧州を展望していただきます。

*中部経済倶楽部 2017年の2月の定例講演会は8日(水)が国際金融問題研究家の豊島逸夫氏、22日(水)が富坂聰・拓殖大学教授です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 1月20日はジェームズ・ギャグニー主演の『汚れた顔の天使』です。ご講演終了後の14時40分開始予定です。上映時間98分。

事務局便り 2017.1.13

 いよいよトランプ氏の米大統領就任が近づいてきました。選挙期間中の過激な言動から大統領としての資質を問う声も聞かれましたが、大統領就任後の米国の政策がどのようなものになるのかについては、いまだ確固とした姿は見えていません。メキシコとの国境に築かれる壁や不法移民の国外退去については、いたって現実的な対応にトーンダウンしている一方で、自動車メーカーのメキシコ工場新設計画に対しては、激しい恫喝を繰り出してメーカーを震撼させています。WTOやNAFTAなど、戦後積み上げられてきた自由貿易体制の崩壊につながりかねない発言がどの程度実際の政策に反映されるのか。そして経済政策はどのようなものになるのか。本日はトランポノミクスがどのようなものになるのか、若田部先生に解説していただきます。

*中部経済倶楽部 2017年の定例講演会は1月19日(木)が加藤 出・東短リサーチ社長。(同:名古屋国際ホテル)です。2月は8日(水)が国際金融問題研究家の豊島逸夫氏、22日(水)が富坂聰・拓殖大学教授です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 1月13日はディーン・ストックエル主演の『緑色の髪の少年』です。ご講演終了後の14時40分開始予定です。上映時間82分。