事務局便り 2017.11.24

最近の文部科学省が進めている高等教育行政の、がんじがらめの管理強化は目にあまるものがあります。少子化が進む中で、大学間の競争は否応なく激化し、優勝劣敗と自然淘汰が激しくなっていくでしょう。行政に求められるのは、自由な競争を通じた教育と研究の質の向上であって、官僚による思い込みと息の詰まるような管理体制は、学問や芸術の創造性を失わせてしまいかねません。科学技術の振興は大切ですが、学問の本来の姿は真理の探究及です。実利だけを社会の要請として追い求めるのでは日本の価値を低める結果にしかならないでしょう。本日はそうした文部科学行政の問題点を佐和先生に一刀両断していただきます。

*忘年パーティー 日時:12月1日(金)15:00開場、15:10開宴  定例講演会後の開催です。                             

中部経済倶楽部 12月は5日が東海東京調査センター専務の中井裕幸氏で「2018年の株式市場」、19日が双日総研チーフエコノミストの吉崎達彦氏で「2018年の国際情勢展望」です。都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 11月24日はヘンリー・フォンダ主演による『牛泥棒』です。開始は午後2時40分から。上映時間は76分になります。

事務局便り 2017.11.17

中国では、これまで続いてきた共産党一党独裁下における党役員人事の慣例を無視した習近平体制の固定化が進められています。それは、共産党独裁から習近平独裁への変更であり、安定した人事交代ルールの存在によって、辛うじて免れてきた独裁の弊害の顕在化が、いずれ避けがたいものになることを予想させます。党内の民主的手続きはいっそう形骸化し、中華人民共和国は、やがて習王朝に転じていくでしょう。それは、ある意味では、お隣の金王朝のなれの果てを想起させるものです。東アジアはまた一つ大きな爆弾を抱え込むことになるかもしれません。いずれにしても、日本は冷静かつ賢い対中外交を心がける必要があります。そして何よりも日本が中国から見ても無視できない存在であり続けることが重要です。本日は現代中国研究の第一人者である高原先生に党大会後の中国を読み解いて頂きます。

*忘年パーティー 日時:12月1日(金)15:00開場、15:10開宴  定例講演会後の開催です。

*チケットプレゼント 2名の方に「日本橋三井記念美術館」チケットをプレゼント 事務局まで                                

中部経済倶楽部 11月は20日が同志社大学大学院教授の浜矩子氏で「ここからの日本の行方」(同:東京第一ホテル錦)です。12月は5日が東海東京調査センター専務の中井裕幸氏で「2018年の株式市場」です。都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 11月17日はジョン・ウェイン主演による『ビッグ・トレイル』です。開始は午後2時40分から。上映時間は107分になります。

事務局便り 2017.11.10

政治家も、そしてマスメディアも、最近ポピュリズムという言葉を極めて安易に使いがちです。それはレッテル貼りの一種であり、知性も理性もない者が他人を貶めるための手段として使っている場合が多いと言えるでしょう。言いたいことは大衆迎合に対する非難なのでしょうが、自らが大衆迎合そのものの存在であることを考えると笑止千万です。半年ほど前の講演で中岡望先生が米国史をひもといてポピュリズムの語源は米国の人民党に由来するもので、その思想が民主党に受け継がれたことを教えてくれました。人民に、あるいは大衆の利益に依拠する政治を否定することは、民主主義の否定につながりかねません。しかし、大衆を扇動し、大衆に迎合すると見せて、実は自らの政治力を高める政治は、時として全体主義や国家主義を呼び込むことになります。本日は「ポピュリズムとは何か」で石橋湛山賞を受賞された水島先生の記念講演です。

*忘年パーティー 日時:12月1日(金)15:00開場、15:10開宴  定例講演会後の開催です。

                                

中部経済倶楽部 11月は20日が同志社大学大学院教授の浜矩子氏で「ここからの日本の行方」(同:東京第一ホテル錦)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 11月10日はジェームズ・スチュアート主演による『砂 塵』です。開始は午後2時40分から。上映時間は95分になります。

事務局便り 2017.10.27

あわただしく実施された衆議院選挙が終わりました。与党の獲得議席はほぼ前回並みですが、これをもって自民とあの「大勝」と呼べるのかどうか。そして、この「大勝」の最大の功労者は小池氏と前原氏ということになるでしょう。稀代の勝負師と評価された小池氏ですが、肝心の正念場で建前にこだわり、しかも言葉の使い方の未熟さを露呈して、絶好の好機をふいにしてしまいました。ただ、この結果によって与党の政策が信任されたと考えるのは、早計です。多くの小選挙区で与党候補は過半数の得票を得ていません。勝利は野党の票が割れたことに助けられた、薄氷の勝利だったからです。さて与党が自画自賛するアベノミクスは確かに完全雇用に近い状況を実現しましたが、成長率はかろうじてプラスを維持しているにすぎません。超金融緩和の出口見えないまま、再び景気が落ち込めば、手の打ちようのない窮地に追い込まれるでしょう。「大勝」にうかれて長谷真紀が加速しないことを祈るばかりです。本日は河野さんに経済政策を存分に切っていただきます。

*秋の事業所見学会 

日時:11月14日(火) 出発:東洋経済ビル 8:30(予定)

見学先:ライオン小田原工場、旧吉田茂邸、金井酒造(秦野)。 受付け締め切り:11月6日(月)

*昼食は小田原市内の和食料理店「だるま」から大磯プリンスホテルに変更になりました。                                 

中部経済倶楽部 11月は1日(水)が富士通総研主席研究員の柯隆氏で、「ここからの中国を展望する」(会場:名古屋国際ホテル)。20日が同志社大学大学院教授の浜矩子氏の「これからの日本の指針」(同:東京第一ホテル錦)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 10月27日はベティ・ハットン主演による『アニーよ銃をとれ』です。開始は午後2時40分から。上映時間は108分になります。

事務局便り 2017.10.20

恐らく日本の産業の中で、もっとも国際化が遅れてきたのが農業でしょう。日本経済の戦後の発展は世界の市場を開拓し、世界と競争することで培われてきました。戦時下の国家管理を戦後もひきずり続けた農政の下で成長の可能性を開花させることが出来なかった日本の農業にも、やっと新しい風が吹き始めています。温暖な気候と豊かな水資源、そして確かな技術に裏付けられた日本の農業が世界の市場で活躍出来ないはずはありません。高齢化する農業従事者に代わる新たな担い手をどうやって呼び込み、世界の農産物市場へのアクセスをどう開拓していくのか。世界の農産物の輸出大国には先行する多数のお手本が存在します。世界中の農水産物市場でいかに活発に国際取引が行われ、大量の商品が流通しているか。日本人が知らない未踏の世界が広がっているのです。本日は山下さんに今後の農政を展望していただきます。

*秋の事業所見学会 

日時:11月14日(火) 出発:東洋経済ビル 8:30(予定)

見学先:ライオン小田原工場、旧吉田茂邸、金井酒造(秦野)。 受付け締め切り:11月6日(月)

*昼食は小田原市内の和食料理店「だるま」から大磯プリンスホテルに変更になりました。                                 

中部経済倶楽部 11月は1日(水)が富士通総研主席研究員の柯隆氏で、「ここからの中国を展望する」(会場:名古屋国際ホテル)。20日が同志社大学大学院教授の浜矩子氏の「これからの日本の指針」(同:東京第一ホテル錦)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 10月20日はウォルター・ヒューストン主演による『ならず者』です。開始は午後2時40分から。上映時間は118分になります。

事務局便り 2017.10.13

安倍首相の言うところの「国難突破解散」が行われ、いよいよ選挙戦に突入しました。北朝鮮の度重なる挑発により、米朝の軍事衝突のリスクが高まっていることは否めません。が、それが解散選挙の理由になるとは到底思えません。ましてや外交問題を選挙の争点に持ち出すのは、論外の禁じ手としか言いようがありません。政府がなすべきは、国民の不安をあおって敵愾心を醸成することではなく、平和的解決を目指して国土と国民の安全のためにあらゆる努力を怠らないことです。北朝鮮問題の核心は何か。米朝関係の今後はどのような展開が予想されるのか。そして、そこに日本はどう係わっていくべきなのか。いまこそ冷静に、そして深く考察しなければならないでしょう。本日は北朝鮮問題と日本の対応について三浦さんの考察を伺います。

*秋の事業所見学会 

日時:11月14日(火) 出発:東洋経済ビル 8:30(予定)

見学先:ライオン小田原工場、旧吉田茂邸、金井酒造(秦野)。 受付け締め切り:11月6日(月)

*昼食は小田原市内の和食料理店「だるま」から大磯プリンスホテルに変更になりました。                                 

中部経済倶楽部 10月は17日(火)が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏で、「政治・政局動向」です。会場は名古屋国際ホテル。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 10月13日はジョン・ウェイン主演による『拳銃の町』です。開始は午後2時40分から。上映時間は87分になります。

事務局便り 2017.10.6

安倍首相による臨時国会冒頭の突然の解散に続き、小池都知事の「希望の党」立ち上げ、民進党の「希望」への実質的合流、そして民進党左派による「立憲民主党」立ち上げと、これまで安倍一強体制下で無風状態だった政界がにわかに流動化し始めています。全てが安倍首相のペースで進んでいた政局は、小池氏の一挙手一投足に右往左往する展開になってしまいました。小池氏は過半数を狙える候補者の擁立を目指していますが、果たして、都知事選や都議会選挙のような小池旋風を巻き起こすことが出来るのか。選挙においても、結果を出せるのかどうか。保守層と無党派層の動向が、日本の政治を左右することになりそうです。本日は朝日新聞政治部編集委員の曽我豪さんに激動する政治情勢を読み解いて頂きます。

*秋の事業所見学会 

日時:11月14日(火) 出発:東洋経済ビル 8:30(予定)

見学先:ライオン小田原工場、旧吉田茂邸、金井酒造(秦野)。 受付け締め切り:11月6日(月)

*昼食は小田原市内の和食料理店「だるま」から吉田邸近くの大磯プリンスホテルに変更になりました。                                 

中部経済倶楽部 10月は10日(火)が小峰隆夫・大正大学教授による「日本経済の現状と展望」、17日(火)が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏の「政治・政局動向」です。会場はいずれも名古屋国際ホテルになります。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 10月6日はグレン・フォード主演による『コロラド』です。開始は定例講演会終了後から。上映時間は98分になります。

事業所見学会(2017前半)

春の事業所見学会は6月21日(水)に、野田市にあるキッコーマンの「もの知りしょうゆ館」に伺いました。当日は生憎、朝方からやや雨模様でしたが、午前9時過ぎに東洋経済ビル前を出発。東北自動車道を五霞インターで降り、最初の訪問先である鈴木貫太郎記念館に向いました。鈴木氏は太平洋戦争敗戦時の日本の首相でしたが、旧宅跡に建設された記念館は小振りですが、氏の子供時代の成績から軍服、礼服などが展示され、短時間の見学ながら興味深いものがありました。その後は昼食ということで野田市にある割烹「あた宕」に行きました。ここはキッコーマン創業家の一族と縁のある料亭ということで、皿などのコレクションを女将さんがやや自慢げに次々と解説、その勢いに皆さん圧倒されました。昼食後はメインの「もの知りしょうゆ館」を見学。醤油の醸造工程などじっくり説明して頂き、皆さん、ここでしか買えないとされるお土産を購入されました。帰路にはアサヒビール茨城工場に立ち寄りまそた。ここでは工程見学とその後のお一人3杯までのビールの試飲を愉しみ、ほろ酔いかげんで一路東京へ戻りました。

事務局便り 2017.9.29

米朝関係の緊張の高まりや米国の出口政策の進展によって、為替は円安方向へ転換、つれて輸出株を中心に東証株価の上昇が続いています。ただ、いわゆる有事相場による日本株買いはあくまでも一時的現象でしょう。世界の投資資金を吸収しているのは、米国を中心としたインターネット関連の企業です。それもマイクロソフトやインテルといったIT企業に代わって、グーグルやフェイスブックなど、新たなインターネット企業が主役に踊りだしてきました、そして、市場では次の世代の新興企業に熱い視線が注がれています。米朝首脳による非常識なやり取りをよそに、金融資本市場は経済の底流の変化を確実に反映して動き続けていると言えるでしょう。こうした変化をどうとらえて投資戦略を再構築したらいいのか。本日は武者さんにズバリ指南していただきます。

*秋の事業所見学会 

日時:11月14日(火) 出発:東洋経済ビル 8:30(予定)

見学先:ライオン小田原工場、旧吉田茂邸、金井酒造(秦野)。 受付け締め切り:11月6日(月)

*昼食は小田原市内の和食料理店「だるま」から大磯プリンスホテルに変更になりました。                                 

中部経済倶楽部 10月は10日(火)が小峰隆夫・法政大学大学院教授で「日本経済の現状と展望」、17日(火)が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏で、「政治・政局動向」です。会場はいずれも名古屋国際ホテルになります。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 9月29日はザカリ―・スコット主演による『南部の人』です。開始は午後2時40分から。上映時間は89分になります。

事務局便り 2017.9.22

北朝鮮のミサイル開発と核爆弾の開発が急速に進んでいます。度重なる国連の制裁強化決議にもかかわらず、北朝鮮はひたすら米国本土を射程圏に収める兵器の開発に邁進しているといってよいでしょう。その狙いはいうまでもなく、核保有国として認知されることによって、現体制の存続を確保することでしょう。日米は北朝鮮に対する圧力の強化を国際社会全体に広げることで事態の打開を図っていますが、その成果はほとんどみられません。北朝鮮が求めているのは米国との直接対話であり、それを実現するまで挑発行動は続けられるでしょう。圧力だけで事態が打開できないとすれば、対話の糸口をどこに求めるべきなのでしょうか。本日は小泉政権下で拉致問題の打開に向けて日朝首脳会談を実現に導いた田中さんに、朝鮮半島問題の今後について伺います。

*秋の事業所見学会 

日時:11月14日(火)

見学先:ライオン小田原工場、旧吉田茂邸、金井酒造(秦野)。 受付け締切:11月6日(月)

*昼食は小田原市内の和食料理店「だるま」になります。                                 

中部経済倶楽部 10月は10日(火)が小峰隆夫・法政大学大学院教授で「日本経済の現状と展望」、17日(火)が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏で、「政治・政局動向」です。会場はいずれも名古屋国際ホテルになります。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 9月22日はアラン・ラッド主演による『ネブラスカ魂』です。開始は午後2時40分から。上映時間は89分になります。