中国が主催するG20が開催されました。大国としての存在感を世界に示し、国内の権力基盤を確固としたものとするという習近平政権の狙いはどこまで果たされたのでしょうか。リーマンショック後の巨大投資は確かに世界経済の支えとして一定の役割を果たしたかもしれませんが、今となっては、その過剰投資のツケが中国のみならず世界経済の重石となっています。そして膨大な公的債務を抱えて高齢化時代を迎えた日本も他人ごとではありません。高齢化によってもっとも懸念されるのが認知症患者の増加です。平均寿命の長さではなく、健康寿命こそが重要であることはもはや常識になりつつあります。特に高齢者が最も恐れるのが脳と精神の健康を失うことでしょう。人生の終末期をいかに人間らしく生き、そして人間らしく死ぬことができるか。高齢化社会の先進国として、日本が取り組むべき最大の課題です。本日は鈴木先生とともに認知症を考えます。

*懇親ゴルフ「青空会」 9月27日(火)に昨年に引き続き、相模原ゴルフクラブで開催します。東INコース9:17スタートの予定です。詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 9月の講演会は26日(月)が柯 隆・富士通総研主席研究員(同:名古屋栄東急REIホテル)です。10月は12日(水)が経済ジャーナリストの浪川 攻氏、26日(水)が中岡望・東洋英和女学院大学客員教授です。また、特別講演会として5日(水)に歴史作家の明智憲三郎氏による「三英傑と本能寺の変の真実」をお送りします。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画サロン 9日はグレタ・ガルボ主演の『グランド・ホテル』です。上映時間は113分。ホールにて14時40分から。