最近の文部科学省が進めている高等教育行政の、がんじがらめの管理強化は目にあまるものがあります。少子化が進む中で、大学間の競争は否応なく激化し、優勝劣敗と自然淘汰が激しくなっていくでしょう。行政に求められるのは、自由な競争を通じた教育と研究の質の向上であって、官僚による思い込みと息の詰まるような管理体制は、学問や芸術の創造性を失わせてしまいかねません。科学技術の振興は大切ですが、学問の本来の姿は真理の探究及です。実利だけを社会の要請として追い求めるのでは日本の価値を低める結果にしかならないでしょう。本日はそうした文部科学行政の問題点を佐和先生に一刀両断していただきます。

*忘年パーティー 日時:12月1日(金)15:00開場、15:10開宴  定例講演会後の開催です。                             

中部経済倶楽部 12月は5日が東海東京調査センター専務の中井裕幸氏で「2018年の株式市場」、19日が双日総研チーフエコノミストの吉崎達彦氏で「2018年の国際情勢展望」です。都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 11月24日はヘンリー・フォンダ主演による『牛泥棒』です。開始は午後2時40分から。上映時間は76分になります。