事務局便り 2018.10.12

米中の貿易戦争が出口の見えない制裁の応酬に発展しています。当初は米中の貿易不均衡に基づく摩擦だと考えられていましたが、どうも知的財産権を巡る覇権争いであることが鮮明になってきました。習近平政権は、それまでの重厚長大路線から、IT産業とインターネットサービスに中国経済の未来を託す戦略に大転換しつつあります。しかし、この分野はまさに現在の米国経済繁栄の屋台骨そのものです。中国は米国のIT産業の生産工場であると同時に、巨大な国内市場を背景にインターネットサービスの開発と巨大企業の育成を着々と進めており、いくつかの分野では米国企業は中国市場からの撤退を余儀なくされています。今最も注目され、有望分野でもあるAIについても、まさに米中は真正面からのガチンコ勝負に向かいつつあると言えるでしょう。そのAIについては、ここへきてバラ色の未来だけではなく、陰の部分や限界も見えてきました。本日は野口先生にAIの可能性とその限界についてお話いただきます。

*事業所見学会 日時:11月13日(火) 訪問先:日清製粉グループ・製粉ミュージアムをメインに忍城(のぼうの城)、さきたま古墳公園などを予定しています。        詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 10月は23日(火)に吉川洋・東大名誉大学教授を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 引き続き黒澤明特集で、本日は『どですかでん』(主演は頭師佳孝、菅井きん 上映時間140分)。午後2時30分頃の開始となります。