事務局便り 2018.11.2

世界経済の行方に暗雲が垂れ込め始めています。まず米国の出口戦略の進行につれて、ドルマネーが世界中から米国に逆流し始めたことで、新興国の経済は昨年までの回復から次第に下降に向かっています。マネーの急速な流出は、当該国の為替安を通じてインフレを加速させ経済に打撃を与えており、事態は今後さらに深刻化するでしょう。次に米中の貿易戦争によって中国経済はリーマンショック以来最低の成長率まで落ち込んでいます。中国経済の減速は、中国向け輸出の停滞を意味し、日本、韓国、東南アジアなどのアジア主要国や欧州の経済にも大きなマイナスをもたらすでしょう。米国中間選挙では共和党が苦戦しており、選挙後のトランプ政権は、一層自国第一の政策を強めるものと考えられます。中国の次の標的は間違いなく日本です。日本経済の行方も茨の道になることを覚悟しなくてはならないでしょう。本日は河野さんに2019年経済の見通しと米中貿易戦争の行方を分析していただきます。

*事業所見学会 日時:11月13日(火) 訪問先:館林市にある日清製粉グループ・製粉ミュージアムを見学します。   詳細は添付資料をご参照下さい。

*中部経済倶楽部 11月は14日(火)が吉崎達彦・双日総研チーフエコノミスト、27日(火)が田中理・第一生命経済研究所主席エコノミストを予定しています。

*映画鑑賞会 引き続き黒澤明特集で本日は『天国と地獄』(主演は三船敏郎 上映時間143分)。午後2時30分頃の開始となります。