事務局便り  2019.5.17

トランプ政権によるイスラエル大使館のエルサレム移転や対イラン政策の転換などが、ただでさえきな臭い中東情勢をより混迷に導いています。選挙を控えたイスラエル政権の強硬政策や、軍事力を誇示するサウジアラビアの介入政策も攪乱要因となっています。ヨーロッパやアメリカで起きている排外主義の高まりも、ある意味では中東の混乱が遠因になっています。第二次大戦後に形作られた中東の秩序は、いわば西側諸国の身勝手な思惑の産物であり、アフガニスタンやイラク等の地域内対立への度重なる介入も、混乱を長期化させる結果にしかなりませんでした。宗教的利害や原油に関する利権を離れた時に、西側陣営にどのような正当性が存在したのか、極めて怪しいと言わざるを得ないでしょう。相変わらず中東地域のエネルギーに依存し続けている日本にとって、どのような関与が望ましいのか。対米追随だけが選択肢であった従来の中東政策からどのように転換すべきなのか。本日は酒井先生に最新の中東情勢を読み解いて頂きます。

*会員総会   5月27日(月)11:00~  東洋経済ビル9階ホール

*事業所見学会 6月19日(水)に日本水産の八王子総合工場と東京イノベーションセンターに伺います。両施設では工場長、研究所長のご挨拶も予定しております。詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 6月は3日(月)が富坂聰・拓殖大学海外事情研究所教授(会場は名古屋国際ホテル)、25日(火)が河野龍太郎・BNPパリバ証券チーフエコノミストです。ご都合のつく方はご参加下さい。

*映画鑑賞会 本日はアルフレッド・ヒッチコック監督、ケーリー・グラント主演の「汚名」です。

上映時間101分。午後2時40分頃開始します。