【編集後記】8月には米国のキャンプデービッドに米日韓のトップが集まり、安全保障を軸に共同路線が確認されました。また、台湾を訪問した麻生太郎・自民党副総裁は講演で「戦う覚悟を持つ」と発言し、一部メディアで批判的に取り上げられました。いずれにせよ、琉球大学准教授の山本章子氏の講演にもありましたが、台湾有事への対応含め、メディアの議論は軍事に偏向し、難民や物資援助などへの広がりが薄いことは再考されるべきでしょう。
次号は國分良成氏「揺れる米中関係と日本の立場」、塩田潮氏「岸田首相で日本は大丈夫か~解散含みの政局と融解する政党政治」、興梠一郎氏「いま中国で何が起きているのか?習近平体制の現状と課題」を掲載予定です。