事務局便り 2018.7.27

参議院の定数増とカジノ法案が成立して、延長国会が閉幕しました。甚大な被害を出した西日本豪雨と熱中症による死者を毎日出している酷暑が日本列島を襲っている最中の出来事でした。数々の疑問を残したまま、十分な議論も行わずにひたすら多数決によってこの2つの法案を成立させた国会は、日本の憲政史上に大きな汚点を残すものと言えるでしょう。そもそも民主主義は多数決原理だけで成り立つものではありません。少数派の意見に耳を傾け、その考え方を国政に取り込むことも、多数派の政権の大きな役割であるはずです。しかも、選挙制度の変更は与野党の十分な議論とある程度の合意が前提のはずですし、カジノ法案に至っては世論調査で国民の75%が「必要ない」と答えています。この状況をいかに打破するか。本日は立憲民主党代表の枝野さんにお話しいただきます。

☆8月は夏休みで定例講演会は休会とさせていただきます。事務局は館内清掃日の8月13日~15日以外は出社しております。よろしくお願いします。

 

*懇親ゴルフ「青空会」 10月2日(火)に開催します。場所は昨年同様、相模原ゴルフクラブです。詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 8月の定例講演会はお休みですが、特別講演会として3日(金)午後1時から経済評論家の杉村富生氏のよる「ここからの株式市場をどうみるか」

(会場:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 20日と27日の映画鑑賞会は銷夏パーティーの開催や講演時間変更のためお休みです。次回は9月7日(金)の『隠し砦の三悪人』

(主演は三船敏郎、上映時間139分)からとなります。

 

事務局便り 2018.7.20

米国トランプ政権の対中政策が強硬の度を強めつつあります。単なる中間選挙対策ではなく、ハイテク分野での中国の急速な台頭が、古くから存在する中国脅威論に火をつけたのかもしれません。権力の掌握に成功した習近平独裁政権ですが、米国との貿易戦争は中国経済を根底から揺るがすことになりかねません。独裁者は独裁が得意であるがゆえに、自分の意のままにならない相手と向き合うことは得手ではありません。民主主義から生まれ落ちた破天荒なトランプ政権にどう立ち向かうか、けだし見ものと言うるでしょう。そして、強引な経済対策で立て直した中国経済は、この新たな危機にどこまで耐えられるでしょうか。本日は富坂さんに変貌する中国と東アジアを読み解いて頂きます。

☆8月は夏休みで定例講演会は休会とさせていただきます。ただし、事務局は館内清掃日の8月13日~15日以外は出社しております。よろしくお願いします。

 

*銷夏パーティー  本日、定例講演会後に、恒例となっております銷夏パーティーをホールで開催します。開場:午後3時、開宴:午後3時10分、終了は午後5時を予定しております。一部の講師、理事の参加があるほか、音楽タイム、福引抽選会があります。今回の音楽タイムでは、世界的なオーボエ奏者、渡辺克也氏に久しぶりのご登場いただきます。参加費はお一人様5000円です。詳細は事務局までお願いします。

*中部経済倶楽部 8月の定例講演会はお休みですが、特別講演会として経済評論家の杉村富生氏のよる「ここからの株式市場をどうみるか」(会場:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 20日と27日の映画鑑賞会は銷夏パーティーの開催や講演時間変更のためお休みです。次回は9月7日(金)の『隠し砦の三悪人』(主演は三船敏郎、上映時間139分)からとなります。

事務局便り 2018.7.13

順調に上向いてきた世界経済に、米中貿易戦争の深刻化が暗い影を落としています。米国によるイラン制裁の再開も、原油価格の高騰など、世界経済に新たな不安定要因をもたらしています。いずれも、トランブ大統領にとっては選挙対策としての支持者への人気取りに過ぎないのでしょうが、愚かな自己中心男に振り回される側は、たまったものではありません。その結果が、米国経済の過熱を防ぐ結果になればいいのでしょうが、保護主義の蔓延によって世界経済の暗転をもたらさないことを祈るしかありません。米国以外の主要国が自由貿易の進展をより強力にすすめることで、米国の反省を引き出すことができればいいのですが。本日は上野泰也さんに、波乱含みの世界経済の動向を分析していただきます。

8月は夏休みで定例講演会は休会とさせていただきます。ただし、事務局は館内清掃日の8月13日~15日以外は出社しております。また、9月最初の講演会は7日(金)からとなります。以上、よろしくお願いします。

 

銷夏パーティー  7月20日の定例講演会後に、恒例となっております銷夏パーティーをホールで開催します。開場:午後3時、開宴:午後3時10分、終了は午後5時を予定しております。一部の講師、理事の参加があるほか、音楽タイム、福引抽選会を予定しております。今回の音楽タイムでは、世界的なオーボエ奏者、渡辺克也氏に久しぶりのご登場いただきます。参加費はお一人様5000円です。詳細は事務局までお願いします。

*中部経済倶楽部 7月の定例講演会は17日(火)がコリアレポート編集長の辺真一氏による「北朝鮮 最新情勢分析」(会場:東京第一ホテル錦)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 13日は黒澤明特集第5回目で、第22回キネマ旬報・日本映画ランキング1位の『酔いどれ天使』です。 主演は志村喬、三船敏郎     上映時間は98分。 午後2時40分頃の開始予定です。

 

事業所見学会(2018前半)

春というには毎回梅雨時になってしまう事業所見学会ですが、2018年前半は6月20日に成田国際空港を見学しました。当日も朝から雨模様で、成田国際空港の前に立ち寄った成田山新勝寺の辺りでは本降りとなり、傘を差しての見学、参拝となりました。その後、空港に向かい、空港内にあるレストハウスで昼食をとりました。ここは外国航空会社向けに機内食を作っている企業が経営しており、今回はビジネスクラス対応のステーキランチを食しました。さて、成田国際空港というと、何をいまさらという感じですが、今回見学したのは日頃立ち寄る機会の多い出発・到着ロビーではなく、貨物エリアと旧管制塔でした。空港内の移動は東京から乗ってきた大型バスで行いました。「空港内の制限区域に入るので、本人確認の際、必要な顔写真付きの身分証明書の携帯をしてください」とアレンジしてくれた成田国際空港株式会社の担当者から言われていましたが、幸いそういう場面には遭遇しませんでした。貨物エリアは各航空会社の駐機場に隣接しており、積み込む貨物が並べられているのが見えました。印象としては静かな築地市場といった趣です。次に旧管制塔に移りました。ここはかつて成田空港に反対する過激派が、それこそ開港の数日前に占拠して、室内の機材を破壊し、開港日時を遅らせた曰くつきの場所です。現在は隣接地に新しい管制塔が建設され、実際の管制業務はそちらで行われており、旧管制塔は見学や研修用に使われているものですが、仕事の性質上、空港全体が見渡せる高さと場所にあり、空港会社の担当者から管制業務に関して丁寧な説明を受けました。しかし、今回のハイライトはなんと言っても、旧管制塔から滑走路に向かい、成田国際空港で一番長いA滑走路(4000m)の脇でバスを降りてジェット機の離発着を見学したことです。折から雨も上がっていたうえ、午後3時過ぎで、東南アジア方面からトランジットで成田に飛来するジェット機とこれから飛び立つ各国のジェット機とがそれこそ分単位で離発着を繰り替していました。滑走路の遠くに小さく見えていたジェット機がそのエンジン音が次第に大きくし、最後は一気に体を震わせるような轟音に変わると同時に、地響きをあげて我々の眼前を離陸してゆく姿はなんとも感動的で、参加者一同、しばし度肝を抜かれたように見つめていました。

事業所見学会(2017後半)

秋の事業所見学会では11月14日にライオン小田原工場を見学しました。日頃使用している歯磨きの原料からチューブ詰めに至る工程を見学。併せて大磯にある旧吉田茂邸にも立ち寄りました。吉田邸は一時火災で本館を焼失していましたが、この度再建され、4月から一般公開されていました。館内では、大きなガラス窓越しに、相模湾と富士山の両方を望める食堂などが目を引きました。また、ガイドさんの吉田氏は小柄だったとの説明には、葉巻をくわえた写真のイメージとのギャップを感じました。ライオン工場の見学後は秦野で酒麹にモーツアルトを聴かせていると一時話題になった日本酒の醸造会社、金井酒造に立ち寄り、醸造工程の見学と試飲をして東京への帰路につきました。

事務局便り 2018.7.6

最近の脳科学の研究の進展によって、人間の脳の働きが次第に明らかになりつつあります。我々がこれまで信じてきたことが、新しい研究成果によって次々と覆されています。人体の持つ神秘はまだまだ計り知れないパワーを秘めています。特に脳に関しては、人類が明らかにできていることは、まだその働きの一部でしかないと言えるでしょう。したがって、AIが人間の脳を凌駕するなどという思い込みもまた、その働きのごく一部を指すものでしかありません。なによりも、われわれは脳の持つパワーを十分に活かしているのでしょうか。便利な機器の開発と普及によって、人類はますます脳をスポイルし、その働きを封じ込めてしまうことになっているのではないでしょうか。本日は最新の脳科学から脳を活かす方法を池谷先生に教えていただきます。

*銷夏パーティー  7月20日の定例講演会後にホールで開催します。開場:午後3時、開宴:午後3時10分、終了は午後5時を予定しています。今回の音楽タイムでは久しぶりですが、世界的なオーボエ奏者、渡辺克也氏に演奏して頂きます。会費はお一人様5000円。詳細は事務局までお願いします。

*中部経済倶楽部 7月の定例講演会は17日(火)がコリアレポート編集長の辺真一氏による「北朝鮮 最新情勢分析」です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 黒澤明特集第4回目の6日は『生きる』。 主演は志村喬、小田切みき、金子信雄         上映時間は143分。 午後2時40分頃の開始予定です。

 

事務局便り 2018.6.29

安倍政権発足とともに始められた日銀の超金融緩和は、その後たびたび強化され、米欧の金融当局が出口戦略を模索する中で、そうした流れに背を向けるかのように頑なに既定路線を維持し続けています。インフレ目標2%については、達成時期を明記しなくなりましたが、当初宣言された目標時期が実際達成されなかったのですから当然といえば、当然です。もともと短期的な措置であった超金融緩和がこれだけ長引けば、副作用が大きくなるのは当然です。何よりも日本の短期金融市場は機能不全に陥り、すでに死にたいとなっています。金融機能を窒息死させたツケはいずれ払わなくてはならないでしょう。借り手は金利をろくに払わず、貸し手は金利を取れない世の中は、ある意味ではモラルハザードの温床です。そうしたもろもろのことを当たり前にしてしまったことこそが最も罪深いのではないでしょうか。本日は加藤さんに日本の金融・財政の現状について解説していただきます。

中部経済倶楽部 7月の定例講演会は3日(火)が第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏で「内外経済見通し」、17日(火)がコリアレポート編集長の辺真一氏による「北朝鮮 最新情勢分析」です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 6月15日からは黒澤明特集です。29日は『椿三十郎』。主演は三船敏郎、仲代達矢、加山雄三         上映時間は96分。 午後2時40分頃の開始予定です。

 

事務局便り 2018.6.22

数々の疑惑と不祥事にもかかわらず、安倍政権の一強体制は揺らいでいません。9月までに日朝首脳会談を実現させ、拉致問題に一定の区切りをつけて総裁三選を確かなものにするというシナリオが着々と進行中のようです。支持率を不支持率が上回る状態が続く中で、逆境をものともしない強靭な精神は、ある意味では盟友であるトランプ米大統領と共通したものがあります。これまでも政権の危機を自ら打って出ることで立て直してきた安倍首相にとって、米朝首脳会談の「成功」は、自らの政権基盤の立て直しにとっての千載一遇の好機なのでしょう。日大アメフト部やレスリング協会など、力による支配があちこちで綻びを見せていますが、どちらも抜本的な体制の一新には背を向けて、ほとぼりの覚めるのを待つ姿勢のようです。日本社会に巣くう権力構造の不合理は、恐らく政治の世界でもっとも根強くはびこっているのではないでしょうか。本日は塩田さんに安倍政権の現状と今後を分析していただきます。

中部経済倶楽部 6月の定例講演会は28日(木)が田中秀征・福山大学客員教授の「ここからの政治・政局分析」、7月3日(水)が第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏で「内外経済見通し」です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 6月15日からは黒澤明特集です。22日は『用心棒』。主演は三船敏郎、仲代達矢         上映時間は110分。 午後2時40分頃の開始予定です。

 

事務局便り 2018.6.15

歴史的な米朝首脳会談実現によって北東アジアの均衡は大きな転換点を迎えました。これまで接触を断つことで圧力と威嚇の応酬に終始してきた米朝が直接対話に舵を切ったことで日朝関係の進展も大きな節目を迎えたことは間違いありません。北朝鮮に指摘されるまでもなく、日本は太平洋戦争の戦後処理と朝鮮支配の清算という未解決の課題を抱えています。拉致問題の解決を要求する一方で、この過去の清算をいかに行うかについて自らの責任で提起しなくてはなりません。一方、日米関係は貿易問題を巡ってこれから厳しい交渉が始まります。ひたすらトランプ政権に迎合することでは、解決不可能な状況が確実に眼前に迫って来ます。一方的な貿易規制の不当性を指摘し、理不尽な要求を跳ね返す政治的な自立が安倍政権に求められます。自動車を買っているのは米国民です。正当な価格で売っている側が非難されるいわれは全くないのです。上乗せ関税のツケは間違いなく米国民自身に跳ね返るでしょう。願わくは日本政府が堂々と渡りあわんことを。本日は吉崎さんに地政学リスクと今後の日本経済についてお話いただきます。

中部経済倶楽部 6月の定例講演会は28日(木)が田中秀征・福山大学客員教授の「ここからの政治・政局分析」、7月3日(水)が第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏で「内外経済見通し」です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 6月15日から「黒沢 明」特集になります。第1回目の本日は『羅生門』です。主演は三船敏郎、森雅之、京マチ子         上映時間は88分。午後2時40分頃の開始予定です。

 

事務局便り 2018.6.8

安倍政権にとって、憲法改正と並ぶ最大の課題が日ロ平和条約の締結と北方四島の返還でした。しかし、度重なる両国首脳会談や相互訪問の実現にも関わらず、両国の関係改善には目立った成果を残していません。一見華やかに演じられてきた安倍外交ですが、最も重要であるべき近隣外交においては、関係改善も信頼関係の構築も、みるべき成果はなかったと言えるでしょう。ただ、同じ隣国であってもロシアが中国や韓国と決定的に異なるのは、一般市民の対日感情が極めて良好であることです。極東ロシアの開発に積極的に協力して緊密な経済関係を築くことができれば、アジアにおける日本外交は新たな地平を切り開くことができるでしょう。どのような形であれ、日本人の対ロ感情の改善を阻害している北方領土というトゲを抜き取るのは政治と外交の責任です。本日はポストプーチンと今後の日ロ関係について石川さんに分析していただきます。

*事業所見学会  今年5月で開港40周年を迎えた成田国際空港を見学します。添付された別紙をご参照ください。締め切りは本日、6月8日(金)になります。

中部経済倶楽部 6月の定例講演会は28日(木)が田中秀征・福山大学客員教授の「ここからの政治・政局分析」です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 4月からしばらくは「小津安二郎」特集。8日は「戸田家の兄妹」を上映します。

主演は佐分利信、葛城文子、高峰三枝子       上映時間は106分。午後2時40分頃の開始予定です