事務局便り 2018.10.19

混迷を深めるイタリアの政治情勢や旧東欧圏の政治の不安定化、そして難航する英国のEU離脱交渉など、欧州の行方は依然として不透明感がぬぐえません。ISを巡る動きは沈静化していますが、イランとサウジアラビアの対立やサウジ政府による亡命ジャーナリストの暗殺など、中東のきな臭い動きは強まるばかりで、欧州への難民の流入も相変わらず深刻な状況が続いています。こうした混沌の一方で、ECBは緩やかな経済の回復を背景に出口戦略を模索しつつあります。が、米国の強引な通商戦略と金融引き締めによって、新興国からのマネー流出が急速にすすみつつあり、世界経済の先行きには暗雲が垂れ込め始めています。本日は日本のメディアからは十分に伝わってこない欧州経済の最新動向をみずほ銀行の唐鎌さんにお話しいただきます。

*チケット進呈 明日(10月20日)13:00~のコンサート(イタリアから来日した新時代のマンドリン演奏)ですが、読響のチケットが1枚あります。ご希望の方(先着1名)に進呈致します。会場は東京芸術劇場コンサートホールです。

*事業所見学会 日時:11月13日(火) 訪問先:日清製粉グループ・製粉ミュージアムをメインに忍城(のぼうの城)、さきたま古墳公園などを予定しています。

詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 10月は23日(火)が吉川洋・東大名誉大学教授を予定しています。

*映画鑑賞会 引き続き黒澤明特集で本日は『どん底』(主演は三船敏郎 上映時間125分)。午後2時40分頃の開始となります。

事務局便り 2018.10.12

米中の貿易戦争が出口の見えない制裁の応酬に発展しています。当初は米中の貿易不均衡に基づく摩擦だと考えられていましたが、どうも知的財産権を巡る覇権争いであることが鮮明になってきました。習近平政権は、それまでの重厚長大路線から、IT産業とインターネットサービスに中国経済の未来を託す戦略に大転換しつつあります。しかし、この分野はまさに現在の米国経済繁栄の屋台骨そのものです。中国は米国のIT産業の生産工場であると同時に、巨大な国内市場を背景にインターネットサービスの開発と巨大企業の育成を着々と進めており、いくつかの分野では米国企業は中国市場からの撤退を余儀なくされています。今最も注目され、有望分野でもあるAIについても、まさに米中は真正面からのガチンコ勝負に向かいつつあると言えるでしょう。そのAIについては、ここへきてバラ色の未来だけではなく、陰の部分や限界も見えてきました。本日は野口先生にAIの可能性とその限界についてお話いただきます。

*事業所見学会 日時:11月13日(火) 訪問先:日清製粉グループ・製粉ミュージアムをメインに忍城(のぼうの城)、さきたま古墳公園などを予定しています。        詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 10月は23日(火)に吉川洋・東大名誉大学教授を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 引き続き黒澤明特集で、本日は『どですかでん』(主演は頭師佳孝、菅井きん 上映時間140分)。午後2時30分頃の開始となります。

事務局便り 2018.10.5

自民党総裁選で安倍首相が三選され、第4次改造内閣が発足しました。前内閣の骨格を残しつつ、論功行賞と「お友達」優遇を徹底した今内閣の布陣は、来るべき統一地方選と参院選に備えるというよりも、政権最後の大盤振る舞いの感が濃厚です。世界的に見れば、強権政治と反知性主義に基づく大衆迎合が跋扈している政治状況が一段と強まっています。その中で稀有な安定度を維持している安倍政権をどうとらえるべきなのか。平成がまもなく終わろうとしている現在、日本の政治はどこに向かおうとしているのか。日本の大衆社会はどのように変容を遂げ、政治はそれにどのように向き合っていくのか。目先の政局に一喜一憂するのではなく、巨視的な視点から日本政治を捉え直さなければいけない時期を迎えているように思います。本日は政治学者の飯尾先生に日本政治をどうとらえるべきかをお話しいただきます。

事業所見学会 日時:11月13日(火) 訪問先:日清製粉グループ・製粉ミュージアムをメインに忍城(のぼうの城)、さきたま古墳公園などを予定しています。詳細は事務局まで。
中部経済倶楽部 10月は10日が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏、23日(火)が吉川洋・東大名誉大学教授を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。
映画鑑賞会 黒澤明特集で本日は『生き物の記録』(主演は三船敏郎、志村喬 上映時間103分)です。午後2時40分頃の開始となります。

事務局便り 2018.9.28

自民党の総裁選は安倍首相の三選に終わりましたが、党員票の獲得は55%止まりで、議員票も予想以上に石破氏に流れ、圧勝によって政権基盤の強化を図る目論見は見事に潰えました。来年春の統一地方選や夏の参院選に向けて、党内の求心力をいかに高めていくのか。内閣改造に際しての石破陣営の処遇が注目されます。また、支持率の低下が著しい無党派層にはどう働きかけていくのか。さらに盟友であると公言してきた米国のトランプ大統領は、中間選挙を控えて対日貿易赤字の削減に具体的な成果を求めています。政権運営は一転して波乱含みの様相を呈してきました。本日は曽我豪さんに今後の日本政治を展望して頂きます。

*事業所見学会 日時:11月13日(火) 訪問先:日清製粉グループ・製粉ミュージアムです。詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 10月は10日が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏、23日(火)が吉川洋・東大名誉大学教授を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 引き続き黒澤明特集で、本日は『蜘蛛の巣城』(主演は三船敏郎、上映時間110分)です。午後2時40分頃の開始となります。

事務局便り 2018.9.21

長い時間ぬるま湯につかってしまうと外に出るのがむずかしくなっています。総裁選の中で安倍首相はこれまでタブーとみなされてきた出口戦略に初めて言及しましたが、これははからずも金融政策が日銀の専権事項ではなく、官邸の意向に拠るものになっていることを示したものと言えるでしょう。安倍第二次政権のスタート時から、超金融緩和は看板政策であるアベノミクスの一丁目一番地でした。円安・株高に頼る景気底上げ政策の限界が見え始めている中で、国際環境はすでに回復過程から波乱含みの展開に移りつつあります。というのも、米国の出口戦略の進行がマネーを新興国から米国へ還流させることで、新興国経済を揺るがし始めているからです。政策の軌道修正ができない政権が変化を望まない支持者によって支えられ続けられていく現状は、転換点に差し掛かりつつある世界経済の新たな潮流から取り残されるリスクを増大させます。本日は翁さんに日本経済の現状と課題を読み解いて頂きます。

*懇親ゴルフ「青空会」 日時:10月2日(火) 場所:相模原ゴルフクラブ西コースOUTです。

詳細は事務局まで。

*事業所見学会 日時:11月13日(火) 訪問先:日清製粉グループ・製粉ミュージアムです。

詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 10月は10日(水)が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏、23日(火)が吉川洋・立正大学教授を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 引き続き黒澤明特集で、本日は『静かなる決闘』(主演は三船敏郎、上映時間95分)です。午後2時40分頃の開始となります。

事務局便り 2018.9.14

9月6日午前3時7分59秒に発生した北海道胆振東部地震は、道内では初めての最大震度7を記録しました。震源が人口の少ない内陸部で津波や大火災等の二次災害がなかったことから、死者の数こそ多くなかったものの、道内最大の火力発電所が損傷して、全道が停電に見舞われるなど、地域住民のライフラインに大きな影響を及ぼしました。また、札幌では大規模な液状化が発生するなど、想定外の被害も広がりました。地域経済にも深刻な被害をもたらしています。熊本や大阪に続くこの地震は、改めて日本列島の置かれている環境の不安定さと今後のさらなる地震災発生リスクを、我々に気づかせてくれました。必要な行動はとにかく迅速でなければならないのです。本日は東京大学地震研究所地震予知研究センター長の平田氏に最新事情を伺います。

*懇親ゴルフ「青空会」 日時:10月2日(火) 場所:相模原ゴルフクラブ西コースOUTです。

詳細は事務局まで。

*事業所見学会 日時:11月13日(火) 訪問先:日清製粉グループ・製粉ミュージアムです。

詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 9月の講演会は19日が鎌田浩毅・京都大学大学院教授の「西日本大地震は必ず起こる」(会場:名古屋国際ホテル)、10月は10日が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏、23日(火)が吉川洋・立正大学教授を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 引き続き黒澤明特集で本日は『野良犬』(主演は三船敏郎、上映時間122分)です。午後2時40分頃の開始となります。

事務局便り 2018.9.7

自民党総裁選がスタートしました。自民党国会議員の8割、自民党支持者の7割が安倍総裁の再任を支持している現状では、安倍総裁の三選は動かないでしょう。しかし、最近の世論調査では支持政党なしの有権者のかなりの人が石破氏を支持しています。安倍首相の悲願である憲法9条の改正、そして看板政策のアベノミクスにも、過半数を大きく上回る国民が冷ややかな視線を向けられています。一強体制に胡坐をかく自民党政権は、次第に国民から大きく有利した存在になろうとしています。権力の限りを尽くして再選に邁進すればするほど、政権基盤を毀損することになるかもしれません。急速に世界を席巻した強権政治ですかが、ここへきて限界も見え始めました。本日は豊島さんに市場の動きに見え始めた変調とその背景を解読していただきます。

*懇親ゴルフ「青空会」 10月2日(火)に開催します。場所は相模原ゴルフクラブ西コースoutで、8:42スタートです。詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 9月の定例講演会は19日(木)が鎌田浩毅・京都大学大学院教授の「日本列島に迫る大地震、大噴火を考える~西日本大地震は必ず起こる」(会場:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 引き続き黒澤明特集で、本日は『隠し砦の三悪人』(主演は三船敏郎、上映時間139分)を上映します。午後2時40分頃開始です。

 

事務局便り 2018.7.27

参議院の定数増とカジノ法案が成立して、延長国会が閉幕しました。甚大な被害を出した西日本豪雨と熱中症による死者を毎日出している酷暑が日本列島を襲っている最中の出来事でした。数々の疑問を残したまま、十分な議論も行わずにひたすら多数決によってこの2つの法案を成立させた国会は、日本の憲政史上に大きな汚点を残すものと言えるでしょう。そもそも民主主義は多数決原理だけで成り立つものではありません。少数派の意見に耳を傾け、その考え方を国政に取り込むことも、多数派の政権の大きな役割であるはずです。しかも、選挙制度の変更は与野党の十分な議論とある程度の合意が前提のはずですし、カジノ法案に至っては世論調査で国民の75%が「必要ない」と答えています。この状況をいかに打破するか。本日は立憲民主党代表の枝野さんにお話しいただきます。

☆8月は夏休みで定例講演会は休会とさせていただきます。事務局は館内清掃日の8月13日~15日以外は出社しております。よろしくお願いします。

 

*懇親ゴルフ「青空会」 10月2日(火)に開催します。場所は昨年同様、相模原ゴルフクラブです。詳細は事務局まで。

*中部経済倶楽部 8月の定例講演会はお休みですが、特別講演会として3日(金)午後1時から経済評論家の杉村富生氏のよる「ここからの株式市場をどうみるか」

(会場:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 20日と27日の映画鑑賞会は銷夏パーティーの開催や講演時間変更のためお休みです。次回は9月7日(金)の『隠し砦の三悪人』

(主演は三船敏郎、上映時間139分)からとなります。

 

事務局便り 2018.7.20

米国トランプ政権の対中政策が強硬の度を強めつつあります。単なる中間選挙対策ではなく、ハイテク分野での中国の急速な台頭が、古くから存在する中国脅威論に火をつけたのかもしれません。権力の掌握に成功した習近平独裁政権ですが、米国との貿易戦争は中国経済を根底から揺るがすことになりかねません。独裁者は独裁が得意であるがゆえに、自分の意のままにならない相手と向き合うことは得手ではありません。民主主義から生まれ落ちた破天荒なトランプ政権にどう立ち向かうか、けだし見ものと言うるでしょう。そして、強引な経済対策で立て直した中国経済は、この新たな危機にどこまで耐えられるでしょうか。本日は富坂さんに変貌する中国と東アジアを読み解いて頂きます。

☆8月は夏休みで定例講演会は休会とさせていただきます。ただし、事務局は館内清掃日の8月13日~15日以外は出社しております。よろしくお願いします。

 

*銷夏パーティー  本日、定例講演会後に、恒例となっております銷夏パーティーをホールで開催します。開場:午後3時、開宴:午後3時10分、終了は午後5時を予定しております。一部の講師、理事の参加があるほか、音楽タイム、福引抽選会があります。今回の音楽タイムでは、世界的なオーボエ奏者、渡辺克也氏に久しぶりのご登場いただきます。参加費はお一人様5000円です。詳細は事務局までお願いします。

*中部経済倶楽部 8月の定例講演会はお休みですが、特別講演会として経済評論家の杉村富生氏のよる「ここからの株式市場をどうみるか」(会場:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 20日と27日の映画鑑賞会は銷夏パーティーの開催や講演時間変更のためお休みです。次回は9月7日(金)の『隠し砦の三悪人』(主演は三船敏郎、上映時間139分)からとなります。

事務局便り 2018.7.13

順調に上向いてきた世界経済に、米中貿易戦争の深刻化が暗い影を落としています。米国によるイラン制裁の再開も、原油価格の高騰など、世界経済に新たな不安定要因をもたらしています。いずれも、トランブ大統領にとっては選挙対策としての支持者への人気取りに過ぎないのでしょうが、愚かな自己中心男に振り回される側は、たまったものではありません。その結果が、米国経済の過熱を防ぐ結果になればいいのでしょうが、保護主義の蔓延によって世界経済の暗転をもたらさないことを祈るしかありません。米国以外の主要国が自由貿易の進展をより強力にすすめることで、米国の反省を引き出すことができればいいのですが。本日は上野泰也さんに、波乱含みの世界経済の動向を分析していただきます。

8月は夏休みで定例講演会は休会とさせていただきます。ただし、事務局は館内清掃日の8月13日~15日以外は出社しております。また、9月最初の講演会は7日(金)からとなります。以上、よろしくお願いします。

 

銷夏パーティー  7月20日の定例講演会後に、恒例となっております銷夏パーティーをホールで開催します。開場:午後3時、開宴:午後3時10分、終了は午後5時を予定しております。一部の講師、理事の参加があるほか、音楽タイム、福引抽選会を予定しております。今回の音楽タイムでは、世界的なオーボエ奏者、渡辺克也氏に久しぶりのご登場いただきます。参加費はお一人様5000円です。詳細は事務局までお願いします。

*中部経済倶楽部 7月の定例講演会は17日(火)がコリアレポート編集長の辺真一氏による「北朝鮮 最新情勢分析」(会場:東京第一ホテル錦)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 13日は黒澤明特集第5回目で、第22回キネマ旬報・日本映画ランキング1位の『酔いどれ天使』です。 主演は志村喬、三船敏郎     上映時間は98分。 午後2時40分頃の開始予定です。