11月18日(金)第4181回  東京大学先端科学技術研究センター准教授  池内 恵氏

2011年の「アラブの春」以来、中東の国家と社会の溶解が加速。政権による過酷な弾圧は大規模な難民の流出に繋がり、「イスラーム国」など様々な民兵集団の出現からテロが世界中に拡散。この混乱の行方を展望します。

講師紹介

1973年生まれ。92年都立国立高校卒業。96年東京大学文学部思想文化学科イスラム学専修課程卒業。98年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2001年に同地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。03年から日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター研究員。07年の国際日本文化研究センター准教授を経て現職。この間、エジプトのアレクサンドリア大学客員教授、ケンブリッジ大学政治国際学部客員研究員も歴任。