貨幣論から見たビットコインの将来と資本主義の将来

1月18日(金)第4273回       岩井  克人氏(東京財団政策研究所名誉研究員、東京大学名誉教授)

近年、ビットコインをはじめとする仮想通貨に多くの関心が集まっています。講演では、ビットコインは新たな貨幣となることはないことを論じます。
それは同時にこれからの資本主義の在り方に関しても示唆を与えるはずです。

 

講師紹介

1947年生まれ。65年東京教育大学付属高校を経て、69年東京大学経済学部卒業。東大時代の指導教官は宇沢弘文氏。東大卒業後、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院でポール・サミュエルソンの指導を受ける。72年MITよりPh.Dを取得。その後、Yale大学の転じ経済学部助教授。81年より東京大学経済学部助教授。89年に同教授。2001年に東京大学大学院経済学研究科研究科長兼経済学部長。05年から11年まで日本学術会議会員。06年には同経済委員会委員長。また同年から東京財団上席研究員。10年に東京大学を退任し、国際基督教大学客員教授。13年より現職。主な著書に『経済学の宇宙』(日本経済新聞出版 2015)、『IFRSに異議あり』(日本経済新聞出版 2011)、『会社はだれのものか』(平凡社 2005)、『会社はこれからどうなるか』(平凡社 2003)、『貨幣論』(筑摩書房  1993)、『不均衡動学論』(岩波書店 1987)、『ヴェニスの商人の資本論』(筑摩書房 1985)がある。