低金利下の経済運営について

7月5日(金)第4296回        伊藤  元重氏(学習院大学国際社会科学部教授)

この30年ほど、主要国で共通して長期金利の低下が続いています。今後もこの低金利が続くことを考えるのであれば、経済政策運営に大きな影響を及ぼすはずです。低金利の継続の下でのバブル崩壊の懸念がある一方で、デフレの再燃の懸念もあります。こうした点について取り上げてみたいと思います。

講師紹介

1951年静岡県生まれ。74年東京大学経済学部卒業。78年東京大学大学院経済学研究科博士課程中退。同年ロチェスター大学大学院修了(Ph.D.)。93年東京大学経済学部教授。2007年同大学院経済学研究科長・経済学部長。06年から総合開発研究機構(NIRA)理事長を兼務。13年経済財政諮問会議員。16年4月より現職。近著に『伊藤元重が警告する日本の未来』(東洋経済新報社、2017)、『どうなる世界経済 入門国際経済学』(光文社新書、2016)、『東大名誉教授がゼミで教えている人生で大切なこと』(東洋経済新報社、2014)、『日本経済を創造的に破壊せよ!』(ダイヤモンド社、2013)、『マクロ経済学 第2版』(日本評論社、2012)などがある。